ほけんのホントコロナ禍で考える家計の見直し

公開日:2020-06-26

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新型コロナウイルス流行の影響で、収入が減少し家計の見直しを図る人が増えています。なかでも、「生命保険」は固定費として負担になりがちで、「解約」を考える人もいるでしょう。生命保険を解約すれば月々の支出は軽くなりますが、デメリットもあります。本記事では、家計の見直しで生命保険の解約を検討する際のポイントについて解説します。

コロナ禍で見直し必至の家計。まずは、毎月かかる固定費を確認しよう

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コロナ禍の影響で、世間には自粛ムードが漂っています。人によっては自宅待機を強いられたり、フリーランスの場合は予定していた仕事がなくなったりするケースもあります。収入に影響が出ている人もいるでしょう。
 

コロナ禍で打撃を受けている業界は多い

新型コロナウィルス流行の影響で、密集・密接・密閉の「3密」を回避できないビジネスは自粛を強いられるなど、売り上げの減少が避けられない状況です。特に、飲食業やスポーツイベント、ライブイベントなど、リアルな場を前提とした業界で大きな影響が出ています。
こうした業界でもオンラインの活用を模索していますが、すぐに安定した収益源を確保できるとは限りません。

 

収入に影響がある場合、家計を見直すことが大切

企業の業績悪化は、当然個人の給与にも影響します。自粛などを受けて、業務がなくなり、収入が減少する場合もあるでしょう。今回の感染症流行の厄介なところは、収束の見通しが立てづらく、不透明ななかで今後のやり繰りを考えなければならない点です。
収入に影響が出ている場合、家計の見直しを行う必要があります。毎月の支出には固定費と変動費がありますが、項目ごとに支出を整理し、削減できる部分を探していきましょう。

 

ちょっと待って!生命保険の解約

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家計の見直しといっても、家賃などの固定費や、食費などの生活費はなかなか見直しが難しい部分です。それら以外で家計を見直すとなると、ターゲットになりやすいのが「保険」かもしれません。家賃や食費、水道光熱費などのように生活に必須ではない一方、保険が本当に必要になるケースは稀なため、優先度が低く考えられるからです。保険の種類によっては、現状を乗り越えるために解約する選択肢もありますが、生命保険の解約については慎重に検討すべきです。
 

生命保険解約によるデメリット

いざ生命保険を解約してしまう前に、そのデメリットについて認識しておきましょう。
まずは、保険の適用がなくなるため、万一の際の保障が当然受けられません。貯蓄性の高い保険の場合は、解約で積み立てた保険料は返ってくるものの、元本割れや、もっと低い金額になり損をしてしまう可能性もあります。期間によって元本に対する割合は異なりますが、事前に確認しておきましょう。
また、将来的に再び生命保険に加入する際には、保険料が割高になる可能性があります。最初に加入した時の年齢と比較して、一般的に健康リスクが高くなるためです。

 

ほかに見直せる項目はないか?

前述のように、生命保険を解約すると、経済的なデメリットや健康リスクに関するデメリットが生じます。コロナ禍の影響を受け家計の見直しを図る場合でも、長期的に考えて生命保険の解約が最善であるとは限りません。家計に占めるほかの項目についても注目し、優先順位を再考してみましょう。
あるいは、他に収入源を作り出せないか検討してみるのもよいでしょう。一時的であれ減少した収入を補うことができれば、生活の水準を落とさずに済みます。在宅勤務になり時間的余裕ができた人は、「副業」という選択肢で探してみるのもよいかもしれません。

 

生命保険にある「契約者貸付」の制度とは?

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あらゆる可能性を検討するなかで、結論として生命保険の解約が選択肢に上がったときでも、解約を回避する選択肢があります。生命保険にある「契約者貸付」という制度を利用する方法です。
簡単にいえば、保険会社から解約返戻金の一部を借入できる制度です。積立金を担保に借り入れを行うので、一般的なカードローンなどと比較して低い利息で借りることが可能です。
ある程度まとまった積立金がないと借入できませんが、保険の適用を継続しつつ、必要に応じてお金を借りられます。返済しないと保険が失効する可能性があるなど、メリットばかりではありませんが、コロナ禍の対策として検討する価値はあるでしょう。

新型コロナの影響で、従来のビジネスが難しくなるなど、自身の生活や仕事について見直しを余儀なくされている人は多いはずです。固定費をなんとか削減したいと考えれば、生命保険の解約は選択肢のひとつになりえますが、そのデメリットや契約者貸付制度も踏まえて、今一度長期的な視野に立って検討してみてください。

 

執筆者情報
みんかぶ保険クルーS

みんかぶ保険クルーS
  老後がそろそろ気になるアラフィフです。明るい老後に向けて気になることをまとめていきます。


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