ほけんのホントコロナ保険って入っておいたほうがいいの? 太陽生命「感染症プラス入院一時金保険」を徹底解説

公開日:2020-10-24

太陽生命が2020年9月に発売した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)も保障する「感染症プラス入院一時金保険」の契約件数が1万人を超えました。

 

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行は、依然として収束の気配が見えません。厚生労働省からは「新しい生活様式」が提唱され、オンライン飲み会やテレワーク、スポーツ観戦におけるリモートマッチなど、人々の日常生活が行動や習慣の面で大きく変わってきています。また、観光や飲食業を支援するため需要喚起策として「Go Toトラベル」や、「Go Toイート」といったGo To キャンペーンが実施され、コロナ第2波を懸念する声もありますが、引き続き感染症予防を徹底するよう注意を呼び掛けています。

ウィズコロナ時代といわれている今、大きな注目を集めるコロナ特化型保険。今回はこの保険について徹底分析いたします。

 

 

「感染症プラス入院一時金保険」ってどんな保険なの?

医療保険とは、治療を目的とする入院をした場合に給付金が支払われるものです。

現在販売されているほとんどの医療保険は、入院給付金日額5,000円〜10,000円といった日額保障タイプの医療保険が一般的です。例えば、入院給付金日額5,000円の医療保険に加入している方が10日間の入院治療した場合、5,000円×10日間分と計算されるので、50,000円を受け取ることができます。

 

一方で、この太陽生命の「入院一時金保険」は、1日以上の入院(日帰り入院も含む)をした場合、一括で最大20万円を受け取ることができる一時金タイプの医療保険です。先に紹介した日額保障タイプの医療保険とは異なり、入院治療した事由があれば、入院日数に限らず最大20万円をまとめて受け取ることができます。

 

さらに、今回注目されている点は何かというと、この「入院一時金保険」に「感染症プラス入院一時金保険」(災害入院一時金)を組み合わせすることで、新型コロナウイルス感染症で入院治療をすることになった場合には、給付金額を上乗せして保障してくれるという部分です。

この「感染症プラス入院一時金保険」は、新型コロナウイルス等の所定の感染症やスポーツ中の事故など不慮の事故が原因による入院の場合、「入院一時金保険」と同額の20万円を受け取ることができます。

 

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(*2)「入院一時金保険」と「感染症プラス入院一時金保険」をそれぞれ入院一時金額 20 万円で

同時に付加し、所定の感染症や不慮の事故による傷害で入院した場合です。

 

出典)太陽生命プレスリリースより

 

 

保険加入のご確認ポイントとは?

では、この「感染症プラス入院一時金保険」に加入する場合の確認ポイントについて、詳しく解説します。

 

 

1.「感染症プラス入院一時金保険」単独では入れません

「感染症プラス入院一時金保険」は、従来から販売されている「入院一時金保険」とのセットで加入することが条件となります。ただし、既に「入院一時金保険」に加入している方なら、健康状態の告知をすることで「感染症プラス入院一時金保険」のみ加入することが可能になっています。

 

2.保障額の設定は「入院一時金保険」と同額になります

「入院一時金保険」の保障額の設定は、1万円~20万円までの設定が可能です。

さらに、「感染症プラス入院一時金保険」に加入する場合は、「入院一時金保険」で設定した金額と同額でしか選ぶことができません。例えば、「入院一時金保険」の保障額の設定を1万円に設定して、「感染症プラス入院一時金保険」の保障額を最大設定額の20万円にするといった加入はできません。「入院一時金保険」の保障額設定を1万円にした場合、自動的に「感染症プラス入院一時金保険」の保障額も1万円となります。

 

3.「感染症プラス入院一時金保険」の保障開始は,責任開始日から11日目からです

「感染症プラス入院一時金保険」は、感染症に対しては保険に加入してからすぐには保障が始まりません。もし責任開始期日から10日以内に所定の感染症が発病した場合、それは保障の対象になりません。例えば責任開始日が10月1日の場合、1日~10日までの10日間は対象外の期間となります。

 

4.手術給付金の保障が必要な場合は、別途「手術保険」に加入しなければなりません

一般的な医療保険の場合、病気やケガで入院をすると、入院給付金と手術給付金がセットになっている保障が多く存在します。しかし、太陽生命の医療保険の場合、それぞれ必要な補償を組み合わせて加入する仕組みになっているため、手術した場合に備えてお金を受け取れるようにしたいという場合には、別途「手術保険」に加入することが必要になります。

 

 

 

どんな保障にしたいのか、希望によっては確認するポイントが他にもあるかと思いますが、「感染症プラス入院一時金保険」の大きな特徴として4つ要点を挙げてみました。

 

また、従来の医療保険との比較でよく誤認されるケースとして、加入している医療保険に「災害入院特約」が付加されている場合があります。「災害入院特約」とは、不慮の事故で180日以内に入院した場合に保障される特約であり、太陽生命のように新型コロナウイルス感染症で上乗せ保障されるものではありません。名称は似ているものの、保障内容がまったく異なります。

 

 「感染症プラス入院一時金保険」は、非対面で手続きができるインターネットチャネル「スマ保険」でも加入することができます。しかし、保険商品をしっかり理解して手続きをしたいという方には、保険の担当者に相談・確認しながら手続きができる営業職員チャネルを利用することもおすすめです。

 

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「感染症プラス入院一時金保険」の手厚い保障がいま求められているわけ

従来の医療保険とは違い、所定の感染症に手厚い医療保険。なぜこれだけ手厚い保障になっているのでしょうか。

現在、新型コロナウイルス感染症の入院期間については、「発症から10日間経過し、かつ熱が下がるなど症状が軽快してから72時間過ぎればPCR検査なしで退院できる」とされているので、重症化しなければ2週間程度で退院することができるようです。

病院に入院することになれば、食事や看護といった介助面が整っているので安心して治療に専念することができます。さらにその間にかかる治療費についても公的負担となっているので、基本的には治療費を負担することもありません。

※一定以上の所得がある人の場合、住んでいる自治体によっては一部自己負担(最大で月2万円程度)を求められることがあります。

 

しかし、新型コロナウイルスの軽症者や無症状感染者はどうでしょうか。症状が軽度の場合には原則自宅療養となり、しかもその間は一切外出できません。また身の回りのサポートなどが受けられない場合には、食品のデリバリーやネットショッピングなどを利用し自宅療養期間を過ごさなければなりません。

入院されていた方も、無事に退院することができたとしても、症状によってはなかなか体力が戻らず回復に専念する期間も必要となるため、すぐに職場復帰ができず、休業期間中の収入の減少への備えも必要になります。

 

このように新型コロナウイルスに感染した場合には、治療費以外にも思わぬ出費がかかってしまうのです。

 

一時金払いタイプの医療保険なら、入院する事由が発生すれば入院日数に関わらず一括で受け取ることができます。しかもそのお金の使い道に縛りはありません。なので受け取ったお金を生活の補填に充てることができるなど、必要な場面に使うことができるのです。

 

まとめ

今回の新型コロナウイルスの感染拡大によって、今まで以上に医療保険を検討される人が増えつつあります。いざという時に備える保険。使える保険になっていないと意味がありません。若い時から入っているから大丈夫!と思っていても、保障内容が今の時代に合っていないなんてこともあります。

これを機に、“どんな時にどのようなお金が受け取れたら安心なのか”今一度確認することをおすすめします。

執筆者情報
みんかぶ保険クルーS

みんかぶ保険クルーS
  老後がそろそろ気になるアラフィフです。明るい老後に向けて気になることをまとめていきます。


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