コラム

帰省や旅行。新型コロナ禍における長距離移動について

公開日:2020-12-18 (更新日:2021-09-21)

12月14日に「Go To トラベルキャンペーン」の全国一時停止が発表されました。年末年始に帰省や旅行を楽しみにされていた方も多いでしょうから、これ以上の感染拡大を防ぎ大切な命を守るためとは言え、残念に思う方も多いでしょう。
しかしながら「Go To トラベルキャンペーン」が中止になっても、やむを得ない事情で長距離移動が必要になる方も多いはず。今回は長距離移動時における新型コロナ対策の留意点をご紹介します。

 

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なにで移動する?交通機関ごとの換気性能

長距離移動となると飛行機、新幹線、自動車などなどいろいろな手段がありますね。長い時間をその場所で過ごすことになるので、気になるのはその換気性能。新型コロナ対策には換気が非常に重要と言われていますので、まずはこの点をご紹介します。

 

新幹線,のぞみ,特急

 

  • 飛行機
    飛行機の機種・装備にもよりますが、およそ2~3分(HEPAフィルター装備機体の場合)で客室内の空気が全て入れ替わります。
    HEPAフィルターは病院の無菌室や手術室等でも使用されている空気清浄能力に優れたフィルターで、国内で運航されている飛行機の大多数に装備されています。
    なお、HEPAフィルターが未装備の機体でも5~6分程度で換気が完了する能力を有しています。
  • 新幹線・在来線特急
    一見すると窓が開かない新幹線であっても、およそ6~8分程度で換気されるようになっています。新幹線の場合は、座席の上にある送風口だけでなく座席の下にも排気口があります。(回転させると見られますよ!)
  • 高速バス
    高速バスもじつは5~7分程度で換気できる能力を備えています。新型コロナ禍においては外気導入モードで運航されることが推奨されていますが、外気導入モードを使用すれば外からの新鮮な空気を取り入れることで短時間の換気が実現できます。
  • 自動車
    車種によって差はありますが、3~5分程度で換気する能力があります。方法はエアコンを外の空気を取り入れる「外気導入モード」にして、風量最大で稼働させるだけです。エアコンには「内気循環モード」もあるので、間違えないように!
    なお、エアコンが使えない場合は前後の窓を10cm程度開けるようにしてください。開ける窓の位置は空気の流れを作るように対角線同士(右前と左後ろなど)にすると効果的です。

 

だいたいの移動手段で換気の面では問題ないようですね。

 

 

長距離移動時は座席や過ごし方にも注意

以前のコラムでもご紹介しましたが、座席の位置関係はとても重要です。

飛沫が飛びやすい真正面は避けて斜め前や横の配置で座ることが大事です。新幹線の座席もコロナ禍の今は回転して使わないようにアナウンスされているようですよ。限られたスペースでは難しいかも知れませんが、できる限り間隔もとるようにしましょう。

また移動時間の楽しみと言えば駅弁などのお食事。これもできる限りお箸やフォーム等を使って、直接手づかみで食べないようにしたいですね。階段の手すりや電車のつり革、ドアノブやシートのリクライニングレバー、手は思ったよりも多くのところに触れているものです。手づかみで食べるときはその都度しっかりと滅菌・消毒するようにしましょう。

 

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まとめ

長距離移動に使う交通機関はどれも十分な換気能力は有しています。しかし、移動には他人との接触を伴いますので、感染リスクをゼロにすることはできません。
やむを得ない事情で移動しなければならないケースもあるでしょうから、各自慎重に行動し新型コロナに感染しない、拡散させないように注意しましょう。

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記事内容は執筆時点(2020年12月)のものです。最新の内容をご確認ください。

 

 

執筆者情報

みんかぶ(保険)クルーT

みんかぶ(保険)クルーT
  筋肉を信じるアラフォーです。メンタル・フィジカルの両面から健康的な生活を送るためのお役立ち情報をお届けします。