月々の保険料を節約したい、子どもの成長に伴い保険がそれほど必要なくなった等、さまざまなケースで保険の解約を検討されることがあるでしょう。 生命保険の解約を考える場合には、次の3点について注意が必要です。 生命保険の解約を検討する場合の3つのポイント生命保険を解約する場合はどのような点を確認すればよいのでしょうか。 ① 予定利率を確認しましょう。予定利率とは、生保各社が預かった保険料を運用する際の目安です。貯蓄性が高く保障が生涯続く終身保険の場合、現行(2017年4月以降)の予定利率は一般的に0.25%と過去最低水準にあります。バブル期には6%台だったこともあり、2013年4月から2017年3月も現行の4倍の1%だったので、利率の高いときに契約した終身保険は解約しない方が良いでしょう。
② 特約に注意しましょう。定期保険や終身保険には入院特約等がついていることも多いが、解約すると特約もなくなります。「払い済み保険」でも特約はなくなるので、注意が必要です。
③ 「空白期間」に注意しましょう。解約して新たな保険に入りなおす場合に注意が必要です。保険の保障期間が始まるのは通常、申込時点ではなく、告知が通り最初の保険料を払い込んだ時ですが、解約はサインをした日になることが多いため、空白期間が生じる可能性があります。空白期間中に死亡したりしても、保険金は受け取れませんので、注意が必要です。 記事内容は執筆時点(2019年11月)のものです。最新の内容をご確認ください。 【本記事は転載記事です。記事提供元はこちら】 |