コラム

これは必ず知っててほしい「個人賠償責任補償」

公開日:2021-05-31 (更新日:2021-06-15)

「マンションで洗濯機から水がもれ、下の階が水浸しになってしまった」

というとき、

「火災保険に『水漏れ』の補償あるから大丈夫」

 

とはなりません。

実は、「水漏れ」の補償は自分の部屋だけが対象です。

 

今回のケースで発動するのは、「個人賠償責任補償」という特約です。

これは、日常生活の事故により「他人にケガをさせた」「他人のモノを壊した」といった、法律上の損害賠償責任を負った場合に補償してくれます。

 

この補償はとても役に立つのにも関わらず、保険料が安く、かつ特約でしか付帯できないため、見落とされてしまいがちです。

 

「個人賠償責任補償特約」知っておくべきポイント

  • 「日常生活賠償特約」という名称の保険会社もある
  • 補償の対象者が広い
    (同居の家族、別居の未婚の子まで範囲のことも)
  • 裁判沙汰にならなくても、示談金を補償してくれることがある
  • 個人賠償責任補償は単体で契約できない
    そのため、「火災保険」「自動車保険」「傷害保険」「自転車保険」「共済」などのオプションとして契約する必要がある
  • 保険料が安い
    (補償される金額が数億円や無制限でも、月々数百円ほど)
  • 重複して加入してしまうことが多い
    (「夫が契約した火災保険」と「妻が契約した自動車保険」と「子どもにかけた自転車保険」の全てに特約をつけていたということも)
  • この特約があれば、自転車保険加入義務をクリアできる
    →自転車保険の義務化についてはこちらをご確認ください

 

どんな時が補償の対象になる?

「個人賠償責任補償」で保険金を請求できる例には、このようなものがあります。

  • 自転車で人にけがをさせた
  • 飼い犬が他人を噛んでケガさせた
  • ゴルフのプレー中に自分が打ったボールが他人に当たり、ケガをさせた
  • 子どもがおもちゃのバットを振り回していて、誤って友達にケガをさせた
  • スーパーの駐車場でショッピングカートが転がってしまい、他人の車を傷つけた
  • 子どもがキャッチボールをしていて、誤って他人の家の窓ガラスを割った
  • 他人の釣り竿を踏んで折ってしまった
  • 配偶者が立食パーティーでトレーに乗せていた食事をこぼし、他人のドレスを汚した
  • お店で商品を壊した

 

自転車事故で大きなケガをさせてしまい、一億円近い賠償責任を負うことになったという有名な事例がありますが、このようなケースも「個人賠償責任補償」によって備えることができます。

出典:兵庫県「自転車事故による高額賠償事例

 

これは一家に1つ、必ず入っておきましょう!


 

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記事内容は執筆時点(2020年8月)のものです。最新の内容をご確認ください。
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株式会社IB  保険の請求もれとは、「保険加入者自身が、請求できるはずの保険に気付けず、そもそも請求をしていない」ということです。我が国において、保険の請求もれは年間に1.6兆円発生していると推定(株式会社IB推定)しております。その結果、「治療をあきらめて亡くなった」とか「負わなくて済んだはずの経済的な負担を負った」といった悲しいことが起きています。
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