コラム

【Q&A】三大疾病保険は必要ですか

公開日:2021-07-08
相談者X

相談者K

 
 

先日、医療保険に入りたく保険ショップに行きました。

 

そこで三大疾病保険に入った方が良いと勧められたのですが迷っています。

しかも、特約か、三大疾病保険に特化した別の保険かを選べると言われました。

 

まず、必要でしょうか。

そしてもし必要なら、どのように備えるべきでしょうか。


ファイナンシャルプランナーA

ベストアンサー
ファイナンシャルプランナーA

 
 

質問者Kさん、初めまして。

 

私もよく三大疾病の保障はお薦めしますが、理由としては治療費が高額になるからです。

その三大疾病保障ですが、準備の仕方は医療保険の特約にするパターンと、単体の三大疾病保障として準備する方法があります。

 

単体のメリットとしては、加入後の見直しのしやすさが挙げられます。
医療保険の特約として付けた場合は、医療保険見直しの際に丸ごと全部見直す必要があります。一方で単体であれば、医療保険だけなど、三大疾病だけ見直すということが簡単にできます。

 

医療保険の特約として付ける場合のメリットしては、契約が一本化できて簡素というのがあります。

また医療保険に付ける特約の方が、保障として選択肢が柔軟に選べます。
ただし、それには複数社の保険会社が扱える代理店での比較検討が前提になります。

 

医療保障の基本的方針としては、一時金もしくは通院でも受け取れるものにしてください。

今の治療方針として入院日数は短くし、なるべく通院(外来)治療にしようという流れですので、通院で受け取れる保障の方が使い勝手がいいかと思います。

2020年7月3日


ファイナンシャルプランナーB

ファイナンシャルプランナーB

 
 

質問者K様、ご質問ありがとうございます。


保険選びはどなたも迷われる事が多いです。
お悩みの点が見当違いであればお恥ずかしい長文回答ですが、日ごろお話しするお客様から良くお聞きするポイントをまとめてご回答させて頂きます。

 

保険ショップの方のオススメとのですが、まず必要かどうかと考えると、ショップの方のおっしゃるとおり、備えておいた方が良いという答えになります。

ただし、保険選びに正解はなく、「自身が納得してご選択された保険が一番良い保険」と私は考えています。

そのためご参考までに、医療保険と三大疾病保険の役割を見返し、ご自身のお考えを整理してみてはいかがでしょうか。

 

医療保険の保障は、一般的には「入院」「手術」「通院」が中心になっています。
つまり医療保険の主な役割は、あくまで「入院中の治療費の補填」「退院後の通院費の補填」という2点が中心になります。

 

一方で三大疾病というと、「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」の3点をひとくくりにしたものを指します。
どれも重い病気ですので、入院や手術を経験される可能性は非常に高いです。


ただ気を付けないといけないのは、その治療内容やご家庭への影響です。

がん治療は、最近では入院期間が短期化し、通院による高額な抗がん剤治療や放射線治療を伴うケースが非常に多くなっております。
治療期間についても、部位や進行状況によっても異なりますが、数年単位で治療に向き合うケースもございます。

急性心筋梗塞、脳卒中については、入院期間が長期化するケースの他、後の後遺障害による介護状態への懸念も残ります。

 

三大疾病は、長期の治療、高額な通院費、介護による介護費、生活費の補填など、医療保険での入院保障や通院保障のみではカバーする事のできないリスクが多く含まれます。そのため、三大疾病保険の主な役割は「入院、手術以外の長期療養期間の備え」として、医療保険とは別の役割でお持ちされるケースが多いです。

 

また、これら医療に関わる保険は、「定期型」と「終身型」がございます。
 

「定期型」は期間を決めて、一定期間だけ保障してもらう保険です。
「終身型」は、一生涯同じ保障が同じ保険料で続きます。

 

今だけ必要な保険であれば「定期型」の方が保険料も安くなることが多いですが、病気は年を取るにつれてリスクが上がっていきます。

お若い間に「終身型」で備える事で、将来必要になった時でも、加入した時の保険料のままで備える事ができます。

 

冒頭に戻りますが、ご自身も気にされていて、いつか考えないといけない保険という事であれば、お若い間に備えておく事も決して無駄ではないと思います。

 

 

最後に、特約か、別の保険で持つかですが、これはどちらが優れているとも限りません。
 

保険会社によっては、三大疾病の症状の中でも、初期症状やより広い症状で給付金を受け取れる商品も出てきており、内容で決める事もできます。
 

将来的に保険見直しをするのであれば、特約ではなく別で契約された方が、医療保険と三大疾病保険を別々に見直ししやすいです。

ややこしい事は苦手だなという方は、特約にした方が請求が一本化できるというメリットもあります。

 

加入の仕方は一長一短ありますので、まずは「医療保険では賄えない三大疾病保険の役割」をカバーできるかどうかです。
そして、保障の内容や保険料をお見比べ頂き、一番良いと判断できるご選択されればよろしいかと思います。

 

ご参考になれば幸いです。

2020年7月3日

 

記事内容は回答時のものです(各回答に記載)。最新の内容をご確認ください。
【本記事は転載記事です。記事提供元はこちら
株式会社デザートブルーム
ほけん知恵袋,デザートブルーム

執筆者情報

ほけん知恵袋

ほけん知恵袋
株式会社デザートブルーム  保険をどこで、誰から、何を買いますか?
現在、保険は様々な場所で加入できます。
保険会社営業マン、保険ショップ、郵便局、銀行、証券会社、ネット・・・・・
保険加入において大事な事は何に加入するかは、もちろん大事なのですが、”誰から加入するか?”これに尽きると確信しています。
ほけん知恵袋では、ヒトのサービスに着目し、本当に、お客様から評価されているヒト、サービスを「見える化」し、保険サービスの在り方を追求していきたいと考えています。