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【Q&A】外貨建て保険にデメリットはありますか?

公開日:2021-06-26
相談者R

相談者R

 
 

こういった情勢の中なので、オンライン保険相談というものに興味を持ち、先日利用してみました。

 

FPさんの顔も見えて、保険相談の仕組みとしては良かったです。しかし、円建ての定期保険、終身保険の説明の後に案内された、外貨建ての商品について気になるところがありました。

 

要は、利率の関係で同じ貯蓄性の保険なら円建てより外貨建てのほうがお得と言われたのですが、デメリットの説明が全くありませんでした。納得はしましたが、その点が気になります。

 

素人目でも、為替リスクなどあると思うのですが、具体的にどういったデメリットがあるのでしょうか?


ファイナンシャルプランナーA

ベストアンサー
ファイナンシャルプランナーA

 
 

外貨建て保険の最大のデメリットは、ご記載いただいているとおり為替リスクです。

 

将来の為替はどれだけ研究している専門家でもわからないので、円建ての保険より金利で上回っている分も為替で損をする可能性はあり得ます。(元本割れの可能性もあります)

外貨建て保険や外貨預金は、なるべく為替で損ではなく利益が出るタイミングで現金化するなどリスクのコントロールできる余裕が必要だと個人的には考えます。

 

ご質問の文面からは貯蓄性も求めて保険を検討されているかもしれませんが、それでしたら、比較対象は変額保険あるいは投資信託(NISA、iDeCo含む)にされたほうがいいかもしれません。

 

いずれにせよ、どの商品でもメリット・デメリットは必ずあるので、きちんと把握したうえで判断されるご質問者様の姿勢はお間違いないと思います。

2020年4月9日

 


ファイナンシャルプランナーB

ファイナンシャルプランナーB

 
 

保険に限らずメリット・デメリットを話してくれるFPに相談するのが大切です。

今回外貨建保険を検討される際のデメリットに説明がないのは不安ですね。

 

まず、今回の加入目的は貯蓄でしょうか、または保障でしょうか?

例えば貯蓄より高金利ですよという説明があったなら、米ドル建ての保険の場合、米ドル債券で運用しますので現在*だと3%くらいの予定利率(お客様から預かって運用する金利)で加入することになります。

 

*回答時点(2020年4月10日)

 

これだけ見れば、日本の銀行金利はほとんどゼロなので有利な気がします。しかし、ここで問題なのは、そもそもの比較が間違いだということになります。

貯金はいつでも使えるつまり、便利で流動性があります。一方、外貨建て保険はすぐには資金が使えない、流動性がないという点で単純な比較ができません。

 

簡単にデメリットをまとめると、
①円での元本保証がされない
②最低保障利率は、コストを引いた後の金額にかかる
(月払い1万円の保険料なら1万円全部が運用に回るのではないということです)
③外貨資産へのリスク分散としても不十分
(ドルで資産を持ちましょうというのはドルにリスクが固定するということ。本来はすべての資産のうちに円で持つもの、ドルで持つものと通貨分散するのがリスク分散)
④元本割れの期間が長い、手数料もかなり高い
⑤保険は保険、投資は投資として考えるのがよい

 

以上のようになりますが、このあたりの説明をしない又は理解されないまま、外貨建て保険を販売したためにクレームが発生しているのが現実です。

2020年4月10日

 

記事内容は回答時のものです(各回答に記載)。最新の内容をご確認ください。
【本記事は転載記事です。記事提供元はこちら
株式会社デザートブルーム
ほけん知恵袋,デザートブルーム

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ほけん知恵袋

ほけん知恵袋
株式会社デザートブルーム  保険をどこで、誰から、何を買いますか?
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