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【Q&A】団信代わりの収入保障保険

公開日:2021-10-06



相談者K

相談者K

 
 

住宅の購入を予定しています。

住宅ローンはフラット35を予定していたのですが、団体信用生命保険(以下、団信)について迷っています。

 

A 団信あり

B 団信なしで金利が0.2%マイナス。代わりに民間の収入保障保険に加入

の場合では、一般的にどちらがいいのでしょうか。

 

当然、具体的なローン返済額と保険料を試算してみないとわからないとは思います。その上で、保険料以外の点でメリット・デメリットや、「多くの方はこういった理由でこちらを選ばれてますよ」といったアドバイスをいただけますでしょうか。



ファイナンシャルプランナーA

ベストアンサー
ファイナンシャルプランナーA

 
 

A 団信あり 
B 団信なしで金利が0.2%マイナス。代わりに民間の収入保障保険に加入する

という場合ですが、ご年齢が40歳で男性でしたら、団信ありの方がよいでしょう。

 

例えば借入額3,000万円の場合、フラット35(買取型)の2020年4月金利は1.30%(一般団信なし1.10%)です。返済期間を35年(420回)とすると、月々の返済額は団信ありの場合で88,944円、団信なしの場合は86,091円で差額は2,853円と計算できます。

そのため、月々の返済額をカバーするために収入保障保険を給付月額9万円で35年間加入する条件では、40歳の男性の方の場合、非喫煙・優良体・ゴールド免許割引を利用してもこの差額より保険料が高いかと思います。

借入額4,000万円で同じように計算すると、返済額の差額は3,804円です。収入保障保険を給付月額12万円で35年間加入する条件では、やはり同様にこの差額よりも保険料が高いかと思います。

 

フラット35(保証型)の自己資金20%のローンを利用する場合で考えますと、2020年4月金利が、1.20%(一般団信なし0.92%)です。借入額3,000万円の場合、返済期間35年(420回)で月々の返済額は団信ありの場合で87,510円、団信なしの場合は83,571円となり、差額は3,939円と計算できます。

借入額4,000万円で同じように計算した場合、返済額の差額は5,251円です。買取型のフラット35よりは差額が広がります。しかし、それでも40歳男性の方が収入保障保険を35年間加入する場合より、やはり団信の方が安くすむのではと感じます

 

金利差および保険料以外の部分で考えますと、団信ありでフラット35のローン実行をした場合は、途中で団信を不要と考えた場合でも返済額を下げることができない点で自由がききません。

 

また、収入保障保険保険料率が見直されて、さらに保険料が安くなれば、そちらにメリットが出る可能性もあります。

一方で、フラット35(保証型)の借換え金利が今後下がっていった場合、借り換えメリットがでる場合があります。借り換え後の借入額が下がり、金利が下がった場合は、団信に加入した方が今以上にメリットが出る場合もあります。

フラット35と収入保障保険は、ご年齢によって選択肢が異なるイメージです。

2020年4月18日 




相談者K

相談者K

 
 

詳細が非常によくわかりました!

ありがとうございます



ファイナンシャルプランナーB

ファイナンシャルプランナーB

 
 

ご質問ありがとうございます。
お客様が何を基準に選ばれるかを回答しますと、やはり保険料で決める方が多いです。
それ以外はメリット・デメリットに直結しているので、以下をご参照ください。

 
  • フラット団信のメリット

フラット団信のメリットは、健康面での引受け基準が、収入保障保険より通過しやすい傾向にあると思います。

収入保障保険に加入できなかった方でも、フラット団信には加入できたケースが時々あります。
また、障害等級2級相当でも保険適用になります。

  • フラット団信のデメリット

フラット団信のデメリットは、保障額が住宅ローンの金額とリンクする点でしょうか。

以前のフラットの団信は、住宅ローンの金利には含まれず解約などもできました。
しかし現在のフラットの団信は一度加入すると、住宅ローンと切り離せないため、保障が必要ないと思っても切り離せなくなります。

また、どんどん繰上げ返済すると保障もなくなってしまう点がデメリットになると思います。

 

住宅ローンとはリンクしないため、住宅ローンを上回る死亡保障のカバーができたり、または必要な分だけに限定した保障を備えるということが可能です。繰上げ返済にも影響されずに保障が残せます。

保障内容に関しては各社で違うため、ここでは割愛します。

住宅ローンと比べて過不足なく保障が備えられていないケースがあるため、丁寧にローンを設計する必要があります。加えて、一括受取で保障を考えるのか、年金受取で保障を考えるかでも差が出ます。

その他に、割安な保険であるほど健康診断結果票の提出などが必要であり、審査基準が厳しいという点があります。

 

※ちなみに、現在は頭金を用意できる方向けに独自の金利設定がされている保証型のフラットと、団信を外した場合の金利が通常のフラットより割安になるフラットもあるため、こちらも含めて検討されるとよいと思います。

2020年4月18日 

記事内容は回答時のものです(各回答に記載)。最新の内容をご確認ください。
【本記事は転載記事です。記事提供元はこちら
株式会社デザートブルーム
ほけん知恵袋,デザートブルーム

執筆者情報

ほけん知恵袋

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