コラム

子なし夫婦の生命保険事情

公開日:2021-09-13

昨今、女性の社会進出による晩婚化や、若い世代の所得低下それに伴う将来への経済的不安による未婚率が上昇など、様々な社会的要因から少子高齢化が進行しています。

2021年6月に厚生労働省が発表した2020年の人口動態統計によると、日本国内の出生率は5年連続低下し、1.34と13年ぶりの低水準となりました(2021年6月4日 日本経済新聞より)。
2021年には、新型コロナウイルス禍の影響により、出生率は一段と低下する可能性が高いといわれています。

 

 

共働き・子なし夫婦は増加傾向

夫婦共働きで子供のいない世帯数は、1985年時点では251万世帯でしたが、2015年には414万世帯と約1.6倍に増加しています。
夫婦共働きの子なし世帯
(出所:人口統計資料集2020表7-13 夫婦のいる世帯の家族類型,子どもの有無,就業状態別一般世帯数:1985,2000,2015年より。)


また、結婚持続時間が15年から19年の夫婦の出生子供数が0人の割合は6.2%となっており、1992年の3.1%に比べて、約2倍に増えています。  

夫婦の出生子供数0人の推移(結婚持続期間15~19年)
(出所:国立社会保障・人口問題研究所 第15回出生動向基本調査結果の概要)

 

 

共働き・子なし夫婦にとって最適な生命保険とは

さて、本題に戻りますが、昨今共働き・子なし夫婦が増加傾向にありますが、こうしたお二人様夫婦にとっての最適な生命保険とはなにかについて考えてみたいと思います。

結婚して子供がいない共働き夫婦というものは、お金の面で考えてみると、ある意味独身者が共同生活をしているのと同じようなものです。また、子供がいる家庭と違って、一時的なお金が発生しないこともあり、お財布事情にはそれほど困っていないというのが一般的ではないでしょうか。

二人に必要な生命保険はというと・・・おそらく独身時代とそれほど変わりません。
しかし、結婚すると当然相手にお金の負担をかけないという最低限のマナーはありますよね。
そういった意味で、結婚のタイミングでは、万が一に備え、シンプルな医療保険には入っておくべきではないでしょうか。

もし、独身時代に契約している保険があれば継続してもよいと思いますし、さらに「給付金額を増やす」、がんに備えて「がん保険をプラス」するといった選択肢があってもよいかもしれません。

一方で、死亡保障の保険はというと・・・
将来的にどちらか一方がなくなった時に、お金の面で心配する人がまわりにいないのであれば、急いで検討する必然性はないかもしれません。

また、結婚当初は、子供をつくる想定をしていて手厚い死亡保障の保険に加入したものの、子供がいない今もそのまま放置状態・・・なんてことがあるかもしれません。
 

 

保険の見直しタイミング

このように子なしで共働きの夫婦の間では、子供ができなかったために保険を見直すタイミングがなかなかなく、だいぶ前に契約した保険契約がその時の状態で放置されたまま、とか、お財布事情も別々で、お互いどんな保険を契約しているのかもよくわからない。などということはよくありがちなお話です。(かく言う私もそうでした。)

一度これを機に、ご夫婦で保険料の無駄がないか、今後の医療費について検討するなど、再点検してみてはいかがでしょうか?

 

 

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みんかぶ(保険)クルーH

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