コラム

気を付けよう!食中毒について知るべきこと

公開日:2021-09-27

よくある食中毒の原因とは

細菌やウイルスにより、有毒な物質がついた食べ物を食べることで発生します。

一般的に、腹痛やげり、発熱、吐き気などの症状が出ます。
細菌性の食中毒では、気温が高く、細菌が育ちやすい6月~9月頃は特に注意が必要です。また、ウイルス性の食中毒では、冬にかけて流行します。

キノコや魚などには有毒な毒を持つ種類もあり、自然な毒を食べてしまうことで食中毒になる場合もあります。

 

食中毒をおこす主な細菌とウイルスの特徴

菌の種類

原因    事例           特徴        
サルモネラ菌 十分に加熱していない卵・肉・魚     生卵、オムレツ、牛肉のたたき、レバ刺しなど

乾燥に強く、熱に弱い特徴があります。

食後、6時間~48時間で、はきけ、腹痛、げり、発熱、頭痛などの症状が出ます。

黄色ブドウ球菌 ヒトの皮膚、鼻や口の中にいる菌です。傷やニキビを触った手で食べ物を触ると菌が付きやすくなります。そのため、加熱した後に手作業をする食べ物が原因となります。 おにぎり、お弁当、巻きずし、調理パンなど

この菌が作る毒素は熱に強く、一度毒素ができてしまうと、加熱しても食中毒を防ぐことはできません。

食後30分~6時間で、はきけ、腹痛などの症状が出ます。

腸炎ビブリオ菌 生の魚や貝などの魚介類が原因となります。 刺身、お寿司など    塩分のあるところで増える菌で、真水や熱に弱い特徴があります。 食後4時間~96時間で、激しいげりや腹痛などの症状が出ます。
カンピロバクター 十分に加熱されていない肉(特に鳥肉)や、飲料水、生野菜などが原因となります。また、ペットから感染することもあります。     十分に火が通っていない焼鳥、十分に洗っていない野菜、井戸水やわき水など    

乾燥に弱く、加熱すれば菌は死滅します。

食後2~7日で、げり、発熱、はきけ、腹痛、筋肉痛などの症状が出ます。

腸管出血性大腸菌

(O157など)

十分に加熱されていない肉や生野菜などが原因となります。 十分に加熱されていない肉、よく洗っていない野菜、井戸水やわき水など 

菌には、O157やO111などの種類がありますが、十分に加熱すればふせげます。

食後12~60時間で、はげしい腹痛、げり、血が多くまざったげりなどの症状が出ます。症状が重くなると、死ぬこともあります。

ノロウイルス カキなどの二枚貝を生や十分加熱しないで食べた場合や、ウイルスに汚染された水道水や井戸水などを飲んで感染することもあります。  十分に加熱されていないカキ、アサリ、シジミなど

熱に弱いので、85度以上で1分間以上加熱。食中毒にかかった人の便や、はいたものから感染することもあるので、さわったら石けんでよく手を洗います。

食後1~2日ではきけ、ひどいげり、腹痛などの症状がでます。

出典:農林水産省  食中毒をおこす主な細菌とウイルスの特徴を加工して作成

 

食中毒にならないように、そして保険の確認も

食事前には、手洗いを丁寧に行いましょう。洗った後は、清潔なタオルやハンカチで手を乾燥させましょう。そして、細菌とウイルスの特徴を学び、その原因となる行動には十分注意をします。

世の中には、万が一に備えて、食中毒になった時に対応する保険があります。食中毒をカバーする保険に加入する際は、保険内容によっては、食中毒による保険金支払いの要件が異なり、どの食中毒が保険の対象になっているか確認をしておくと安心です。

一般的に、生命保険である医療保険などではほとんどの食中毒に対応し保障があります。一方で、損害保険である傷害保険では、細菌性の食中毒やウイルス性の食中毒は対象外とみなされることがあるので注意をしましょう。

 

 

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みんかぶ(保険)クルーH

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