コラム

【1−15限目】少額短期保険とは?

公開日:2021-10-14

少額短期保険とは

少額短期保険業者が取り扱っている保険のことを「少額短期保険」といい、ミニ保険ともいわれています。多少の違いはありますが、基本的には他の保険と同じようなものになります。

少額短期保険業者とは、簡潔に説明すると、小さな保険商品を扱う比較的小規模な保険会社のことです。

【表】少額短期保険業者と保険会社の違い

少額短期保険業者   保険会社
~1000万円 保険金 無制限
~2年 保険期間 商品による(終身も存在)

基本的に制限なし
※ただし貯蓄性の商品は不可

取り扱える商品 生命保険会社は
第1第3分野
損害保険会社は
第2第3分野
1000万円 最低資本金 10億円
50億円 預かることのできる
保険料
無制限
金融庁・財務局 管轄する官庁 金融庁
非対象 保険料控除 対象となる
預貯金・国債/地方債
などに限定
資産運用の方法 原則として自由
保護機構なし 破綻した場合 公的な契約者
保護機構がある


少額短期保険ができたワケ

少額短期保険の認知度が低い理由は、2006年に導入された新しい制度だからです。

この制度ができた理由には、少しネガティブな背景があります。

保険会社は金融庁の監督のもとで運営されていますが、法整備が間に合っていなかった1990年代には、その範囲外で自由に運営される「無認可共済」というものが多く設立されました。その中には、保険金を払うことなく顧客から預かった資金を流用してしまった詐欺事件などが問題となった共済がありました。

 

この問題を解決するために、保険業法の改正によって無認可共済は規制されることになりました。そのため現在は、以前の無認可共済は少額短期保険を含めたいずれかの制度のもとで運営されています。

法改正からは多くのチャンスが生まれます。
法改正を機に大手保険会社が作らないような、今までなかった新しいニーズを満たすニッチな保険商品で勝負する会社がたくさん出てきました。(2020年7月現在、103社)

例えば、火災保険なしでも地震保険に入れる商品、スマホのトラブルに備えた商品、結婚式場のキャンセル保険などです。

今後、どのような保険が出てくるか楽しみですね。

 

お疲れさまです。これで【きほん編】は終わりです。

次回からは、【保険商品編】がスタートします!


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記事内容は執筆時点(2020年8月)のものです。最新の内容をご確認ください。
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株式会社IB  保険の請求もれとは、「保険加入者自身が、請求できるはずの保険に気付けず、そもそも請求をしていない」ということです。我が国において、保険の請求もれは年間に1.6兆円発生していると推定(株式会社IB推定)しております。その結果、「治療をあきらめて亡くなった」とか「負わなくて済んだはずの経済的な負担を負った」といった悲しいことが起きています。
株式会社IB(アイビー)は、この命に関わる重要な社会課題の解決を目指します。