コラム

【2−3限目】「保険事故」と「怪我」を理解しよう

公開日:2021-11-01

保険事故と怪我

今回は、損害保険の分野でよく使われる「保険事故」や「怪我(傷害)」の意味について解説します。

保険事故の定義を理解することで、保険金を受け取ることができるかの判断が可能になります。
また状況次第では、損害保険ではカバーできない場合もあるため注意が必要です。


保険事故について

まず、保険事故について解説します。

誤解されることがありますが、保険事故とは交通事故のことではありません。
保険事故」は、”保険金が支払われる偶然の原因によって起こった事故”のことを指します。

 

例えば、「経年劣化による車の故障」は偶然に起きることではないため、保険事故には当てはまりません。

対して偶然起こることであれば、「亡くなる」のようにいつか必ず発生することも保険事故に含まれます。

 

怪我について

次に怪我に関して解説します。

「怪我の保険(傷害保険)」に入っていても、全ての怪我に対して保険金が支払われるわけではありません。
怪我の原因が「急激かつ、偶然かつ、外来」の場合にのみ支払われます。

 

急激・偶然・外来の定義は以下の通りです。

イメージとしては、予知できない突発的な怪我で、すぐに症状が出る場合です。
 

補足ですが、感染症にも傷害保険が適用されることがあります。
なぜなら、感染症も「急激かつ、偶然かつ、外来」と捉えることができるからです。

そのため、新型コロナウイルス感染症に補償の対象を拡大した損害保険会社も出てきました。

 

傷害と障害の違い

傷害と似た言葉に「障害」がありますが、どのように使い分けられているのでしょうか。

 

まず傷害とは、すなわち怪我のことです。

保険では、「怪我で入院した場合は1日5000円支給」や「怪我で亡くなった場合は死亡保険金を上乗せる」といった形で補償されます。

 

一方で障害とは、長期間治らないような病気や怪我で、社会的な活動をするのが不自由な状態のことをいいます。
障害の例としては、「両眼の視力を全く永久に失った」や「神経や精神にダメージを受け、介護が必要になった」などがあります。

保険では、「高度障害保険金」などで補償されます。
高度障害保険金とは生命保険の約款などに記載されているもので、特定の障害になってしまった際に、死亡保険金と同額の高度障害保険金を受け取ることができます。

 

今回の講座はこれで終わりです。


「請求できる保険に気づける!」
保険証券をパシャっと撮影するだけ!」
保険のカンタン一元管理アプリ「保険簿」はこちら

テキスト

自動的に生成された説明


記事内容は執筆時点(2020年8月)のものです。最新の内容をご確認ください。
【本記事は転載記事です。記事提供元はこちら
株式会社IB

執筆者情報

株式会社IB

株式会社IB
株式会社IB  保険の請求もれとは、「保険加入者自身が、請求できるはずの保険に気付けず、そもそも請求をしていない」ということです。我が国において、保険の請求もれは年間に1.6兆円発生していると推定(株式会社IB推定)しております。その結果、「治療をあきらめて亡くなった」とか「負わなくて済んだはずの経済的な負担を負った」といった悲しいことが起きています。
株式会社IB(アイビー)は、この命に関わる重要な社会課題の解決を目指します。