コラム

【2−8限目】火災保険の要るオプション・要らないオプション

公開日:2021-12-06 (更新日:2021-12-13)

今回は11個の火災保険の特約(オプション)を解説します。
※補償や特約の名称は保険会社によって異なります。

 

◆必要な特約

①新価保険特約(再調達価額)

損害のあった建物や家財と、同等のものを新たに購入するために必要なお金が支払われるものです。
時価ですと経年劣化を差し引いたお金しか受け取れませんが、最近の火災保険は基本的に「新価」ですので、あまり気にする必要はありません。

 

また、保険料を抑えたい場合は、保険金額を「家が全焼したときに、最低限これだけお金があれば大丈夫」程度にするのも一つの手です。逆に、新価以上は支払われませんので、保険金額を必要以上に高く設定してはいけません。これを超過保険といいます。

 

◆不要である明確な理由がなければ、必要な特約

②個人賠償責任特約(略称:こばい)

この特約では日常生活の事故により「他人にケガをさせた」「他人のモノを壊した」といった、法律上の損害賠償責任を負った場合に補償が受けられます。
詳しくは【2−7限目】をご参照ください。

また、重複加入に気をつけてください。(自動車保険や傷害保険の特約と重複しやすいです)

 

③弁護士費用特約(略称:べんとく)

自動車事故などで相手方に損害賠償を請求する際の、弁護士に相談・委託した場合の費用を補償するものです。

こちらも重複加入に気をつけてください。

 

④類焼損害特約・失火見舞金費用補償特約

隣家からのもらい火事の際に、隣家が火災保険に入っていなくても、住宅・家財の損害を補償するものです。
詳しくは【2−6限目】をご参照ください。

隣家と距離ある方は必要ないと思われます。

 

⑤水災補償

洪水・高潮・土砂崩れなどの補償です。

保険料が高いので外したい方が多い項目ですが、必ず一度はハザードマップを見て安全かどうか確認してください。

 

⑥借家人賠償責任特約(略称:しゃっかばい)

これは家主への賠償責任を補償する特約です。賃貸物件に住んでいる方は加入する必要があります。

 

◆心配であれば検討すべき特約

⑦携行品損害補償特約/自宅外家財特約/持ち出し家財特約

外出中に持ち物が壊れた、盗難されたという際の補償です。

こちらも重複加入に気をつけてください。

 

⑧建物電気的・機械的事故特約

エアコンや給湯器など、建物に接している機械の落雷以外での補償になります。

「過電流」や「機械が折れた」などの補償で、老朽化は対象外です。

 

⑨受託物賠償責任補償特約

他人やレンタル業者から借りたものを、壊してしまったり盗難されたりした場合の損害賠償の保険です。

 

②ご紹介した個人賠償責任補償は、借りたものでは補償されない場合が一般的です。
ただ、個人賠償責任補償の範囲を借り物まで対象にする損害保険会社もでてきていますので、重複加入に気をつけてください。

 

⑩臨時費用保険金補償特約(略称:りんぴ)

損害保険金とは別に、臨時の宿泊費や、使い道が自由なお金として受け取ることができます。

 

⑪事故再発防止費用特約

損害保険金とは別に再発防止のため、金庫を購入することや、ホームセキュリティをつける、ガス漏れ検知器つける、といったことができる特約です。

 

今回はここまでです。


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記事内容は執筆時点(2020年8月)のものです。最新の内容をご確認ください。
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株式会社IB  保険の請求もれとは、「保険加入者自身が、請求できるはずの保険に気付けず、そもそも請求をしていない」ということです。我が国において、保険の請求もれは年間に1.6兆円発生していると推定(株式会社IB推定)しております。その結果、「治療をあきらめて亡くなった」とか「負わなくて済んだはずの経済的な負担を負った」といった悲しいことが起きています。
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