ほけんのきほん保険の種類:医療保険 その特徴と仕組み

公開日:2020-02-25 (更新日:2020-04-01)

人は生きている限り、ケガや病気のリスクから逃れることはできません。それに備える手段の一つが「医療保険」です。医療保険の特徴や仕組み、そしておすすめの選び方について詳しく解説しました。加入をお考えの方はもちろん、既にご加入の方も新規加入や見直しの参考にしてみてください。

 

病気やケガの治療が必要なときの公的保障とは


「国民皆保険制度」をとっている日本では、誰もが必ず国もしくは職場で「健康保険」に加入します。これにより、ケガや病気になった場合でも、低額で必要な診察・治療を受けることができるのです。まずは、公的保障である健康保険について詳しく見ていきましょう。

 

基本となるのは健康保険


2020年現在、患者が自分で支払う金額(自己負担額)は70歳未満なら医療費の「3割」です。70歳以上になると負担率は収入に応じて変わります。一般には74歳までなら「2割」、75歳以上(後期高齢者)なら「1割」ですが、現役世代並みの所得を得ている人は3割になる場合もあります。

また、ケガや病気が重なったり高価な薬を使ったりすると、当然医療費は高額になりますが、そういうときのために「高額療養費制度」が設けられています。これは、収入に応じて自己負担額に上限(自己負担限度額)が設定され、その額を超えた場合は後日還付を受けられる(要申請)というものです。この高額療養費制度により、自己負担額に上限が設けられ最終的な負担額を低く抑えることができます。

例えば、70歳未満で年収が「約370万~770万円」の方であれば、仮に窓口で月に「30万円」支払っても、最終的な金額は「8万7,000円」程度で済みます。さらに70歳以上になると、一般的な年収の方であれば、入院の場合は「44,400円」、外来の場合は「12,000円」が上限になります。窓口での一時払いが難しい方への救済策も用意されており、事前に申請し「限度額適用認定証」を入手しておくと、限度額以上の請求がされなくなります。
 

万一に備える「医療保険」とは


このように、日本では公的な医療保障制度が充実しており、急に病気になって入院する場合でも、直ちに過度な負担がかかることは少ないでしょう。しかし、ケガや病気の程度によっては、治療が長期に及んだり、手術が必要になったりする場合もありえます。また、健康保険も全ての医療費に適用されるわけではありません。

例えば、入院した場合の食事代や病衣(パジャマ)代、個室に入った場合の費用などは自己負担100%となり、保険が適用されないのです。さらに「先進医療」と呼ばれる高度な治療や、まだ国内では承認されていない最先端の治療なども、保険の適用にならない場合があります。こうした自己負担の費用は高額になりがちで、支払いが困難になってしまったり、治療をあきらめざるを得なくなったりする可能性も考えられます。もしそういう事態になった場合、非常に有用になるのが「医療保険」です。

健康保険とともに加入すれば、医療費の負担が過大になった場合でも不足分を補うことができます。費用を気にすることなく、安心して治療を受けられるでしょう。「貯蓄が十分ではないので、万一の際に不安がある」「がんになったときなどは、できる限りの治療を受けたい」という方であれば、検討する価値は大いにあるはずです。

 

医療保険の特徴や仕組みは?


医療保険は生命保険の一種で、主に医療にかかる費用などを保障します。「入院」を支払いの基本としているのが特徴で、入院日数に応じて「入院給付金」が支給されます。同様に手術を受けたときも、内容などに応じて「手術給付金」が支給されます。この二つが、おおむねどの商品にも共通に見られる医療保険の柱です。

ただし入院の場合は、「1回の入院で60日以内」や「通算で1,000日まで」といったように、日数に上限(支払限度日数)が設定されているのが通例です。このほかにも、「がん」や「女性特有の病気」に特化した保障も「オプション」や「特約」という形で付けられます。前述の先進医療なども、比較的安価で追加することが可能です。

医療保険のもう一つの特徴は、必要性に応じて自分で商品やプランを選択できるということです。例えば、先程の支払限度日数を自分で決められる商品も多くあります。現在は、一般的に入院期間が短くなる傾向が見られるため、日数も短めにしておくと、保険料もその分安く抑えられます。また、保障を受けられる期間や保険料の支払方法にも、一生続く「終身型」と期間限定の「定期型」があり、こちらも選択が可能です。

一方で、加入の際は、現在の健康状態や過去の病歴などを申告する必要があります。内容によっては加入できないこともあるので、留意しておきましょう。

 

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執筆者情報
みんかぶ保険クルーS

みんかぶ保険クルーS
  老後がそろそろ気になるアラフィフです。明るい老後に向けて気になることをまとめていきます。


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