ほけんのきほん保険の種類:個人年金保険 その特徴と仕組み

公開日:2020-03-02 (更新日:2020-03-19)

近年、人生100年時代といわれ、定年退職後の老後の生活も長くなってきています。充実した老後の生活を送るためには、どのくらいの資金を備えておけばよいのでしょうか。この記事では、老後資金の具体的な目安とともに、準備資金を蓄えるための方法をご紹介します。

 

老後の生活資金はどのくらい必要か

ここ数年「人生100年時代」という言葉を聞く機会が増えました。医療技術の発展や生活環境の改善に伴い、多くの人が100歳まで生きるようになる時代がすぐそこまで来ています。平均寿命が延びるのは喜ばしいことですが、寿命が延びるということはそれだけ老後の生活のために必要な資金も増えるということです。100歳まで生活していくための老後資金について不安を感じている方も多いでしょう。

一般に、65歳以降の20年で約1,300万円、30年で約2,000万円の公的年金による収入以外の個人資産が必要になるとされています。
この数字は生活資金に限ったもので、介護費用や住宅リフォーム費用などの特別な支出は含まれていません。これらの特別な支出も踏まえると、ライフスタイルにもよりますが必要な老後資金は3,000万円程度が目安であるといえます。

 

老後にどのように備えるか

それでは、老後資金3,000万円をどのように蓄えていくのかを考えていきましょう。

 

固定費の見直し

まずは、毎月かならず出ていく家賃や光熱費、通信費、食費などの固定費を見直してみましょう。毎月かかりつづける固定費の節約は、地味ながら老後の資金を準備するうえで有効な方法です。これまで毎月の支出を気にしたことがなかったという方は、家計簿をつけて毎月の支出を把握することから始めましょう。

節約できる固定費が見つかったら、その金額を生活費に回すのではなく、これからご紹介する預貯金やiDeCo、個人年金保険などの資産形成に回すのがおすすめです。

 

定期預金などの預貯金

毎月の給与の一部を銀行に預け預貯金を積み上げていくのは、多くの人が実践している老後資金の準備方法です。変動金利や固定金利など、金融機関によってさまざまなプランが用意されています。老後資金には、比較的金利が高く設定されている、定期預金や積立預金を利用している人が多くいます。

 

iDeCo(イデコ=個人型確定拠出年金)

iDeCo(イデコ=個人型確定拠出年金)とは、加入者が毎月の掛金を積み立てながら投資信託のように運用し、その利益を年金または一時金として60歳以降に受け取れる仕組みです。主なメリットは、毎月の掛金が全額所得控除になる点でしょう。効率的に資金運用を行うためにも、非課税というのは大きなポイントです。一方で貯蓄とは違って資産運用・投資にあたるため、資産が目減りしてしまうリスクもあります。積み立てたお金を受け取ることができるのは、60歳以降という点も留意しておきたいポイントです。

 

個人年金保険

個人年金保険とは、公的年金や企業年金だけでは不足する部分を自分で確保する私的年金のことをいいます。保険料を支払うことで年金または一時金として、契約時に定めた年齢から保険金を受け取ることができます。

 

個人年金保険の特徴と仕組み

現在、国民年金の受け取り開始年齢は原則65歳、厚生年金は61歳から65歳へと段階的に引き上げられています。定年年齢の延長や再雇用制度など働き方も見直されているとはいえ、老後資金を自分でしっかり準備しておく必要性はこれまで以上に高まっています。ここからは老後の資金準備に有効な、私的年金の一つである個人年金保険について詳しくご紹介しましょう。

個人年金保険には、所得控除を受けられるという大きな特長があります。支払った保険料の額に応じて生命保険料控除の対象となり、医療保険や死亡保険とは別枠で個人年金保険料控除が受けられるというものです。iDeCo(イデコ)の項目でもお話ししましたが、資産を増やすにあたって税制上のメリットが受けられるのは重要なポイントです。

個人年金保険には、年金の受取期間によって「確定年金」「有期年金」「終身年金」という3種類があります。それぞれの特徴をご説明します。

 

確定年金

確定年金とは被保険者の生死にかかわらず、契約時に定めた一定期間、年金を受け取れる年金保険のことです。将来に受け取ることのできる額が確定していることから、最も安全に老後資金を蓄えることができます。

 

有期年金

有期年金とは契約時に定めた期間、被保険者が生存している間だけ年金を受け取れる年金保険のことです。被保険者が亡くなると受け取れませんが、その分保険料が安いというメリットがあります。保証期間付有期年金というプランもあり、こちらでは保証期間分は被保険者の生死にかかわらず年金が支払われます。

 

終身年金

終身年金とは公的年金と同じく、一定の年齢から一生涯受け取ることのできる年金保険のことです。

ほかにも契約時に年金額が確定している「定額年金」と、運用や為替次第で年金額が変わる「変額年金」から選ぶこともできます。ご自身や家族のライフスタイルに合わせて、最適なプランを選ぶようにしましょう。

 

保険ロボアドバイザーの「老後の生活」で必要な大きさを検討

自身にとって最適な保険プランといっても、自分だけで選ぶのはなかなか難しいものです。そこで助けとなるのが、保険ロボアドバイザーです。保険ロボアドバイザーでは、ご自身がどのような老後の生活を望むかを入力することで、最適な保険を提案してくれます。老後の生活のシミュレーションを行うためにも、保険ロボアドバイザーが役立つでしょう。
 

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執筆者情報
みんかぶ保険クルーS

みんかぶ保険クルーS
  老後がそろそろ気になるアラフィフです。明るい老後に向けて気になることをまとめていきます。


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