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子供の卒園&入学で慌てない!年長時から親がしておくべき準備方法を徹底解説

公開日:2020-03-03 (更新日:2020-09-29)

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<写真=pakutaso.com>

 

子供が保育園や幼稚園を卒園し、小学校へ入学する時期になると、親として何をすべきか、何が必要かを考えるものですよね。
 

そこで当記事では、卒園・入学時期に慌てないために常日頃から親がすべきことを、わかりやすく解説していきます。
特に重要度の高い3つのポイントや実行方法についてもご紹介します。

 

「そろそろ小学生だけど、何をどう準備したら良いの?」と悩んでいる方だけでなく、子供の卒園や入学を控えている親御さんはぜひ、参考になさってください。

1. 卒園・小学校入学準備は子供が年長になってから少しずつ始めよう

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子供が保育園や幼稚園を卒園し、小学校へ入学する準備は、子供が園で年長児になってから始めるようにしましょう。
 

「卒園まで1年もあるのに、そんなに早く準備を始めるの?」と思うかもしれません。
しかし卒園数か月前に慌てて用意しようとしても、ランドセルの注文期限が切れていたり、費用の捻出ができなかったりという可能性があります。
また、小学校生活で重要なあいさつなどのマナー・生活習慣は、一朝一夕で身につくものではありません。

 

保育園・幼稚園と小学校は、時間の使い方も活動の内容も大きく変わります。子供自身が新しい環境に慣れるためにも、年長児になったら親子で少しずつ小学校準備を意識していくことが大切なのです。
 

2. 卒園・入学までにしておきたい準備17選

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ここでは卒園・入学までに親が用意すべきこと・もの、子供に身につけさせておきたいことを一覧にしてまとめました。
 

<親が用意すべきこと・もの>

  • ① 卒園イベント(謝恩会など)の内容、役割やスケジュールの確認
  • ② 卒園・入学に伴い必要な学用品を確認し、リストアップしておく
  • ③ 卒園・入学時の親子の服装・髪形・美容院などを決めておく
  • ④ ②と③にかかる費用を算出し、費用の準備をしておく
  • ⑤ リストアップした学用品を購入・準備しておく→ランドセルの購入・予約は夏休みまでが目安!完全受注生産の人気ランドセルならGW明けまでを目安に
  • ⑥ 購入した学用品に名前付けをする
  • ⑦ 近所の先輩ママ・パパから小学校や学童の情報を集めておく
  • ⑧ 学童保育を利用する場合は、秋ごろから学童保育探しを始めておき、各施設所定の申請時期に申し込みをしておく
  • ⑨ 行動範囲が広がる子供のため、自転車保険など必要な保険の確認・見直しをしておく
     

<子供に身につけさせておきたいこと>

  • ⑩ あいさつや返事など最低限のマナー・交通ルール
  • ⑪ 箸や鉛筆の正しい持ち方
  • ⑫ 1人で身支度し、登校時の持ち物を準備する
  • ⑬ ひらがな・数字の読み書き
  • ⑭ 登下校の道に慣れておく
  • ⑮ 早寝早起き、アナログ時計を使った時間管理など規則正しい生活習慣
  • ⑯ 人の話を黙って聞く、座って勉強できる姿勢
  • ⑰ 自宅での学習習慣
     

いずれも大切なポイントですが、特に早く取り組んでおきたいのは<子供に身につけさせておきたいこと>です。
子供が新生活でつまづかないためにも毎日少しづつ取り組み、さまざまな習慣に慣れておくようにしましょう。

 

3. 卒園・入学準備の中でも優先すべき3つの重要ポイント

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<写真=pakutaso.com>
 

ここでは、卒園や入学準備の中でも特に重要なポイントを3つ、具体的な実行方法もあわせて解説します。
 

3-1. 費用の準備

卒園から入学までに必要な費用をリストアップしていくと、意外とお金がかかることに気付くと思います。
こうした費用の準備としては、早い段階で貯金をしておくのが一番です。しかし貯金の余裕がない、他の支出と被ってしまい費用を捻出できないなど、どうしても不足する場合もあるでしょう。

 

卒園・入学準備の費用が不足する場合は、
 

  • ・自治体の就学援助制度を利用する
  • ・学資保険の契約者貸付を利用する


という方法があります。
 

就学援助制度とは、各自治体で実施している学用品などの援助を受けられる制度です。ただし所得制限があり、経済的に困難と認められた家庭しか利用できないので注意しましょう。
 

学資保険の契約者貸付とは、子供のために加入している学資保険の解約返戻金の範囲内で貸付が行える制度です。自身の保険積立金からローンをするようなものですが、低利息でローン審査なしに使えるため、一時的な出費を手軽に補うことができます。
細かい利用要件は加入している保険会社によっても異なるので、利用する場合は前もって保険会社に確認しておきましょう。

 

3-2. 保険の確認・見直し

子供が小学生になると行動範囲が広がるため、必要な保険の確認や見直しが必要です。
 

よく自転車に乗る子は、子供向け自転車保険の必要性を考えましょう。お住まいの都道府県によっては自転車保険の加入が義務付けられているため、自身の自治体のルールを確認することも大切です。
 

また活発に遊ぶ子の場合、個人賠償責任保険を考えておきたいですね。個人賠償責任保険は、子供が他の子供にケガをさせてしまったり、よそのおうちの物を壊してしまったりしたときの賠償に備える保険です。
 

加入中の火災保険などに特約として付帯できる場合が多いので、補償内容などを確認し、必要性を検討しましょう。子供が卒園して小学生になると1人で遊びに出かけることが増えるため、こうした心配は尽きません。
 

学資保険など将来の教育費に備えることももちろん大切ですが、万一の大きな損害に備えるためにも、子供の保険は一通り見直しておくようにしましょう。
 

3-3. 子供に最低限のマナー・生活習慣を身につけさせる

入学前の子供に身につけさせておきたいことはたくさんありますが、とりわけ大切なのは最低限のマナーと生活習慣です。
 

  • ・お友達や先生に出会ったら「おはよう」「さよなら」とあいさつをする
  • ・先生の顔を見て、黙って話を聞く
  • ・座って静かに学習する

 

など基本的なマナーを身につけておけば、保育園・幼稚園と小学校生活の大きなギャップも、うまく乗り越えていけるのではないでしょうか。
 

また信号を守るといった交通ルールの基本も、改めて振り返っておくと安心ですね。
 

生活習慣では、小学校の生活を意識して早寝早起きをするのはもちろんのこと、自分で時間を管理し、主体的に動く癖が重要です。
 

年長児になったらアナログの子供専用時計を用意し、
 

  • 朝ごはんを7時半までに食べないと登園に間に合わない
  • 今この勉強をしておけば、17時まで遊びに行ける


といった時間の感覚を身につけるようにしましょう。時間管理がしっかりしている子供は何事も段取り上手になるので、毎日の学校生活をより楽しめるようになるでしょう。
 

また小学校は和式トイレが多いところもよくあるので、和式での排便に慣れさせておくことも大切でしょう。
 

4. 卒園・入学準備は時間とお金に余裕を持ち、早めに行動しよう

保育園や幼稚園からの卒園と小学校入学は、子供にとって何もかも新しい環境で1から生活を築いていかなければいけない、一大イベントです。
 

子供が年長児になったら準備を始め、親子で少しずつ小学校生活を意識して行動するようにしましょう。
 

卒園・入学への準備で特に重要なポイントは、
 

  • ・費用の準備
  • ・保険の確認・見直し
  • ・最低限のマナーや生活習慣の習得


です。
 

上記のポイントに気を付け、時間とお金に余裕を持っておけば、親子で一大イベントを楽しく乗り越えていけるでしょう。

 

記事内容は執筆時点(2020年03月)のものです。最新の内容をご確認ください。

 

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執筆者情報

服部 椿

服部 椿
AFP/2級ファイナンシャル・プランニング技能士  金融代理店での勤務経験と、自身の投資経験を活かしたマネーコラムを多数執筆中。
子育て中のママFPでもあり、子育て世帯向けの資産形成、ライフプラン相談が得意。


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