ほけんのホント保険の相談はどこで行う?保険会社・代理店・銀行のメリットやデメリットとは

公開日:2020-03-06 (更新日:2020-03-12)

本当に信頼できる保険の相談方法】シリーズ Vol.1

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<写真=photo-ac.com>

 

保険に加入したいのだけれども、どこに相談したらよいかわからない」という悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?
 

生命保険や医療保険などの相談先は、保険会社だけでなく保険の代理店やファイナンシャルプランナーなど多くの選択肢があります。そのため、保険に馴染みのない人にとっては選びづらいでしょう。
 

そこで、保険の相談先のメリットやデメリットについて今回と次回の2回に分けてお伝えしていきます。
 

今回解説するのは、以下3つについてです。
 

  1. 生命保険会社
  2. 保険の代理店
  3. 銀行の窓口
     

保険の相談先に悩まれている人は、ぜひご一読ください。 

1. 生命保険会社

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生命保険会社は、会社直属の営業担当者や支社・営業所の窓口、コールセンターなどで、相談を直接受け付けています。
 

しかし、どの窓口に問い合わせても、最終的には保険会社所属の営業担当者が契約手続きとその後の保全を担当するケースがほとんどです。
 

1-1. 生命保険会社に相談するメリット

生命保険会社に相談するメリットは、以下の3点です。
 

  • ・商品説明から契約、アフターフォローまでワンストップで受けられる
  • ・商品に対する専門的な知識を持っている可能性が高い
  • ・フレンドリーで接しやすい人が多い


生命保険会社で保険契約を結んだ後は、担当者が契約内容の確認や保険金の請求手続きを担当してくれます。契約内容を確認したいときや、保険金を請求したいときは担当者に連絡することで、比較的スムーズに手続きできるでしょう。
 

加えて生命保険会社の営業担当者は、自社商品を販売するため商品に対する専門的な知識を持っていることが多いといえます。不明点を説明の場で解消しやすいだけでなく、過去に保険金を請求された方の話を聞けることもあり、個別の保険商品をより深く理解できるでしょう。
 

また、国内大手生命保険会社の営業担当は女性がほとんどですので、男性になかなか相談しにくい人にとっては安心でしょう。
 

1-2. 生命保険会社に相談するデメリット

一方で、生命保険会社に相談するデメリットには、以下のようなものがあります。 
 

  • ・保険や金融に関する知識は人によって差がある
  • ・加入できる商品の保険料は割高
  • ・他の生命保険会社との商品比較を相談できない
  • ・担当者が加入途中で退職する可能性が高い


生命保険会社の営業担当者は、勤めた年数によって知識量に大きな差が見られます。また、契約した保険の保険料には、営業担当者の人件費が上乗せされていることがあり、家計を圧迫するリスクが高まります。
 

さらに、自社の商品しか取り扱っていないため、相談の場では他の商品と比較できず、意見を求めても公平・中立なアドバイスは期待できないと考えた方が良いでしょう。
 

2. 保険の代理店

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保険の代理店とは、複数の保険会社の保険を取り扱う代理店のことで、駅前やショッピングモールのような身近な場所に店舗を構えていたりします。
 

2-1. 保険の代理店に相談するメリット

保険代理店に、保険を相談するメリットは以下の4つです。
 

  • ・複数の保険会社の商品を比較できる
  • ・駅前やショッピングモールの中に店舗を構えており気軽に足を運べる
  • ・訪問相談を行っている場合もある
  • ・押し売りされるケースは減ってきている


保険の代理店は、相談の場で複数の保険を比較できるだけでなく、通勤やショッピングモールへ買い物に行ったついでに相談できます。
 

また、一部の代理店は、訪問相談を行っており、自宅や最寄りのカフェなどに担当者が足を運んでくれるため、忙しく時間がない人でも保険の相談をしやすいのがメリットです。
 

さらに代理店の多くで、顧客の意向に沿った提案をしないと、担当者が評価されない仕組みとなっていることから、近年では押し売りをされるケースは減ってきているようです。 
 

2-2. 保険の代理店に相談するデメリット

メリットの多い保険代理店ですが、以下のようなデメリットも存在します。
 

  • ・商品の選択肢が多くなるためかえって選びづらくなる可能性がある
  • ・店舗によって担当者の質や扱っている商品に差がある


人間は、選択肢が多くなるとかえって選びづらくなる性質があるため、何十社もの中から自分に合った保険を選ぶのに苦労する可能性があります。
 

代理店の担当者は、複数社の商品知識や幅広い金融知識が必要ですので、担当者の知識量や提案力に差が出やすいのもデメリットといえます。
 

3. 銀行の窓口

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生命保険や医療保険などは、銀行の窓口でも販売されており、加入の手続きも可能です。
 

3-1. 銀行に相談するメリット

銀行に相談するメリットは以下の2点です。 
 

  • ・自分自身の資産状況に合わせた保険を提案してくれる
  • ・信頼感がある


銀行はお金を扱う専門機関ですので、保険だけでなく借入や資産運用などお金について幅広く相談できます。また、銀行は金融機関の中でも信頼性が高いため、保険会社が苦手な人でも保険を相談しやすいでしょう。
 

3-2. 銀行に相談するデメリット

銀行での保険相談には、3つのデメリットがあります。
 

  • ・取り扱っている商品数が少ない
  • ・中立的なアドバイスをしてくれるとは限らない
  • ・保険に関する知識は保険会社の職員よりも劣る


銀行で取り扱っている保険は、資産運用を前提とした貯蓄型がメインです。2020年2月時点においては貯蓄型だけでなく保障性の掛け捨て型まで幅広く取り扱っていますが、保険の代理店と比べるとラインナップが少ないのが現状です。
 

また、銀行の保険販売は保険会社から得られる手数料によって成り立っているビジネスですので、アドバイスが必ず中立になるとは限りません。信頼性が高いからといって銀行員を鵜呑みにするのではなく、最後は自分自身で加入するか判断することが大切です。
 

銀行員は保険の商品知識は保険会社の職員よりも劣る場合があり、商品の理解や顧客に対する説明が不十分で、トラブルに発展しているケースもあるようなので注意しましょう。
 

4. 保険の相談先には一長一短がある

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相談先によって、担当者の質や選べる商品の数などが、大きく異なる異なることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
 

次回ではここでご紹介できなかった、ファイナンシャルプランナーや家族・親戚などに相談するケースについて解説していきます。
 

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執筆者情報
品木 彰(しなき あきら)

品木 彰(しなき あきら)
保険・金融ライター  大手生命保険会社にて7年半勤務し、チームリーダーや管理職候補として個人営業、法人営業の両方を経験。その後、人材会社で転職コンサルタントとしての勤務を経て、2019年1月よりwebライターとして独立。
保険、不動産、税金、貯蓄術など幅広いジャンルの記事の執筆や監修を行なっている。FP技能士2級。


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