自動車保険

任意保険証とは?必要な場面や保管の仕方、再発行の流れについて詳しく解説

著者:みんかぶ編集室

監修:

生野 佳澄

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / シニア・ライフ・コンサルタント / フィナンシャル・エージェンシー所属

2023年05月16日 掲載

保険の契約をすると、保険会社からいくつかの書類が送られてきます。

「任意保険証」もそのひとつ。

任意保険証は、保険についての情報が記載された大切な書類です。無くさないように保管するのが大事ですが、どの場面で使うのか、どう保管するのがベストなのかわからない方も多いでしょう。

いざ任意保険証が必要な場面になって、「あれ!どこに置いたのか忘れてしまった!」と慌ててしまうのは避けたいですよね。

今回の記事では、以下のことをご紹介します。

  • 任意保険証とはどのような書類?
  • どんな場面で必要なのか
  • 紛失してしまった場合はどうすべきなのか

細かい内容ではありますが、その後の手続きや保険会社とのやりとりを左右する大切な内容になります。

任意保険証とはどんな書類?

まずは、そもそも任意保険証がどの書類を指しているのかについて確認してみましょう。

任意保険証は、保険の契約内容や契約者についての情報が記載された書類です。誰が、どのような補償内容で、どんな人が運転する車を対象に契約したについて、詳細に書かれています。

保険会社から送られてきた後も、様々な場面で必要になります。決められた場所で大切に保管することが重要です。

任意保険証に記載されている内容

具体的に記載されている内容は次の通りです。

証券番号

契約ごとに割り当てられる番号。保険会社への問い合わせや各種手続きで必要になる。

 

保険期間(有効期間)

補償が適用される期間

 

契約者情報

保険の契約をした人の氏名や住所

 

契約自動車を主に運転する人(記名被保険者)の情報

契約自動車を主に運転する人の情報。氏名・住所・生年月日・免許証の色などが記載

 

契約自動車の情報

補償対象となる自動車の車名・型式・登録番号などの情報

 

補償対象となる運転者の範囲

運転者限定(本人限定・家族限定など)、年齢条件(30歳以上補償など)のような補償対象の範囲

 

ノンフリート等級

事故リスクの高さによって決まるランク制度。無事故のまま1年経つごとに1つ上がり、保険料は安くなる。

 

保険料

払込方法に応じた、年払保険料・月払保険料

 

主な補償内容

主な補償内容。付帯した保険や特約、保険金の上限額など。

ご覧の通り、契約内容や個人情報について細かく書かれた書類であるため、取り扱いには注意が必要です。

 任意保険証が必要になる場面とは?

任意保険証が必要になる場面とは?

任意保険証は、保険に関する様々な手続きにおいて必要となります。

ここでは、いくつかの具体例をご紹介していきます。

事故後の保険会社への連絡

事故に巻き込まれた、もしくは起こしてしまった際には、保険会社への連絡が必要になります。その場合、任意保険証に書かれている情報を保険会社に伝えることで、手続きがよりスムーズになります。

また事故直後だけでなく、保険金の請求を行う際にも、任意保険証に書かれている情報が必要になります。

関連記事:物損事故での保険の使い方は?事故対応の流れや手続き方法、注意点まで詳しく解説

 補償内容の見直し

保険料を抑える、あるいは補償内容をもっと充実させるために、契約した保険の内容を変更することもあるでしょう。その際には、証券番号を記入するよう求められる場合があります。

 個人情報の変更や契約の更新

引っ越しや車の買い替えなど、すでに登録されている情報を変更するケースにおいても、任意保険証が必要です。

さらに加入している保険の契約期間が終了する頃に必要な更新手続きにおいても、記載されている情報が求められます。

関連記事:車の買い替え時に保険はどうする?必要な手続きや連絡タイミングはいつが良いか解説

他の保険会社への乗り換え

任意保険には多くの種類があります。自身が重視したいポイントや車の利用状況など、さまざまな要因によって最適な保険会社は変わっていきます。

一度契約しても、他社に乗り換えることで保険料が大きく割安になったり、より自分に合った手厚い補償を受けられるようになるのも、珍しいことではありません。

関連記事:自動車保険の乗り換えが気まずい時はどうする?連絡方法や注意点、手続きの流れを解説

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別の保険会社に乗り換えるためには、所定の手続きを進めることになります。その際にも、任意保険証に書かれている情報の提出が要求されます。

上記のように、任意保険についてのほとんどの手続きにおいて、任意保険証に書かれた情報が必要になります。いざ手続きを進めようとしたタイミングで、「任意保険証がない……!」と慌ててしまうのを防ぐためにも、きちんと管理方法を決めておきたいところですね。

では、任意保険証はどこでどのように保管するのがベストでしょうか?

任意保険証はどうやって保管すべき?

任意保険証はどうやって保管すべき?

任意保険証が大切なものであることはわかったし、他の重要書類ファイルに入れて保管……と考える方も多いでしょう。

実は、任意保険証の保管方法には2つのポイントがあります。

任意保険証を保管するポイント

  • 家ではなく車に保管しておくと便利
  • コピーをとっておくのがおすすめ

それぞれ順番に詳しく解説していきます。

車に保管しておくと便利

おすすめの保管場所は、家ではなく車の中。車の中に任意保険証を置いておくことで、事故が発生した場合でもスムーズに保険会社に連絡することができます。

事故や故障など、車のトラブルの多くは道路上で発生します。そのような時に手元に任意保険証があることで、その後の対応のしやすさが大きく変わるでしょう。

車検証や車の取扱説明書と一緒に、車のダッシュボードの中にしまっておくのが一般的です。

 任意保険証のコピーをとっておくのがおすすめ

また、任意保険証は原本のみで保管するのではなく、コピーを取っておくようにしましょう。

保険の手続きや連絡において本当に必要なのは、任意保険証の原本そのものではなく、証券番号や登録情報といった記載されている内容であることが多いです。そのため、任意保険証をコピーして管理することで、原本をなくしてしまうリスクを減らすことができます。

「家の外に持ち出すことで、任意保険証を紛失しやすくなる」と不安を感じる人は、原本ではなくコピーを車内に保管しておくのがおすすめです。車上荒らしによる紛失も考えられるため、原本よりもコピーを置いておく方が安心感がありますね。

会社に提出する際はコピーでOK

会社や学校によっては、任意保険証の提出を求められる場合があります。その際は、原本ではなくコピーを提出すれば大丈夫です。

記載されている情報が問題なく印刷されているかどうか、提出前にきちんと確認するようにしましょう。

任意保険証を紛失した場合の対処法

大切な書類とはいえ、任意保険証は日常的に使用するものではありません。そのため、いざというときに探してもなかなか見つからない、といったケースも十分考えられます。

もし任意保険証を紛失してしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。

 再発行手続きの流れ

再発行手続きの流れは、比較的シンプルです。

  1. 保険会社に連絡する
  2. 書類もしくは専用フォームに必要事項を入力

保険会社に連絡する

任意保険証を紛失してしまったら、まずは自分が契約している保険会社に連絡しましょう。

ご自身が契約した保険会社もしくは代理店に連絡を入れるか、保険会社が用意している専用サイトにアクセスすることで、手続きをスタートさせることができます。代理店型の保険会社でも、ネット上での再発行手続きに対応している会社は多く、手続きも簡単に進められるようになっていますよ。

書類もしくは専用フォームに必要事項を入力

書面での手続きを希望する場合、保険会社に連絡した後に、提出書類が送られてきます。送られてきた書類に必要事項を記入し、保険会社に送してください。

専用サイトで手続きを進める際は、表示されるフォームに必要な情報を入力していきます。

書類やウェブサイトに記入する時には、証券番号を尋ねられる場合があります。任意保険証を紛失してしまった場合は、保険会社に問い合わせるか、保険会社が用意している「マイページ」をチェックすることで証券番号を確認することができます。

再発行にかかる期間は1〜2週間

通常、手続きを完了してから1〜2週間で書類が届きます。届いたら記載内容を確認し、無くさないよう大切に保管しましょう。

任意保険証はペーパーレス化が進んでいる

任意保険証はペーパーレス化が進んでいる

最近では、任意保険証を紙に印刷して届けるのではなく、インターネット上で確認できるようにする保険会社も増えてきています。

任意保険証をペーパーレス化した場合は、保険会社ごとに用意されたマイページにアクセスすることで、任意保険証の内容を確認することが可能なケースが多いです。

Web上で確認できるため管理が楽に

ペーパーレス化することで、保管する手間や紛失する恐れがなくなるというメリットがあります。中には、印刷費用や諸経費がかからずに済む分、保険料が割引になる保険会社も!

その一方で、「確認する際にアクセスやログインなどの手間がかかる」「電波の届かない場所では確認できない」などのデメリットも存在します。

ペーパーレス化した場合においても、任意保険証の確認ページをあらかじめプリントアウトし、車内で保管しておくと安心でしょう。

よくある質問

よくある質問

契約してから任意保険証が届くまでどれぐらいかかりますか?

一般的に、契約手続き完了から1〜2週間で届くことが多いです。転居届を出していても転送されない「転送不要」で送られることもあるため、引っ越し前後での契約においては注意が必要です。

任意保険証と自賠責保険証は違いますか?

任意保険証と自賠責保険証(正式には自動車損害賠償責任保険証明書)は、名前の通り、記載されている保険の種類が異なります。

書かれている情報は似ているため、手続きや提出の際には間違えないよう注意しましょう。

各社の任意保険証について、見本を確認することはできますか?

多くの保険会社が、サイト上で任意保険証のサンプルを公開しています。自分が契約している保険会社のサイトを確認してみてください。

任意保険証のどこに証券番号が書かれているかわかりません。

任意保険証のサンプルと同様に、「どこに何が書かれているか」についての案内を公開している保険会社も多いです。

また、各保険会社のマイページからも証券番号を確認できる場合があるため、マイページからログインして確認してみるのがおすすめです。

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資産形成メディア「みんかぶ」を中心に、金融商品の記事の執筆を行っています。資産運用のトレンド情報や、初心者が楽しく学べるお金の基本コラムなど、資産形成をするすべての人に向けた記事を提供します。

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