自動車保険

自動車保険の20等級の保険料相場はいくら?割引率の目安は63%!

著者:みんかぶ編集室

2023年01月12日 掲載

自動車保険の等級は1等級から20等級までありますが、20等級になるとどれくらい保険料が割安になるか気になりませんか?

この記事では20等級になるとどれくらい保険料が割引されるのか、そして等級割引以外に「保険料を安く抑える方法はあるのか」を解説します。

自動車保険の20等級の場合の保険料相場は〇〇万円

自動車保険の20等級 保険料相場は年間何万円

車種や付帯させる補償、特約、運転者の年齢などにもよりますが、20等級のおおよその保険料相場は年間「3万円〜6万円程度」です。

当サイトで扱っている自動車保険で、20等級の場合の保険料をシミュレーションしてみたので参考にみていきましょう。

シミュレーションの結果は以下の通り。1番安い自動車保険はZ社の26,460円、1番高い自動車保険でもM社、T社が同額で60,230円という結果になりました。

もし等級が6等級だった場合の相場は「8万円〜16万円程度※」なので、20等級にあがると「数万円単位」で保険料が安くなることがわかりますね。

※シミュレーション条件の等級のみを変更した場合の概算値を採用しています。

それでは、具体的に20等級では何%の割引率が適応されるのでしょうか。

合わせて読みたい関連記事自動車保険の等級とは?保険料や割引率との関係をわかりやすく解説

無事故の20等級の割引率は約63%

20等級の割引率 無事故の場合

無事故で、なおかつ等級が20等級の場合の割引率は「63%割引」です。新規契約時の6等級が「4%割増」なのでその差は歴然。

※等級のみでの割引増率

仮に割引、割増前の保険料が10万円だとしたら「約7万円」の保険料の差が生まれます。

等級・条件 保険料
20等級・無事故 37,000円
6等級・新規加入 104,000円
差額 67,000円

有事故の20等級の割引率は約40%

20等級の割引率 有事故の場合

続いて、有事故の20等級の割引率です。有事故の場合の割引率は44%なので、元の保険料が10万円の場合は以下の差額が生まれます。

等級・条件 保険料
20等級・有事故 56,000円
6等級・新規加入 104,000円
差額 48,000円

無事故かつ20等級と比べると差は小さくなりますが、それでも「4万円以上」の差が生じる結果となりました。

自動車保険に加入するのであれば「無事故・20等級」を目指して、是非とも経済負担を減らしたいところですね。

自動車保険の等級が20等級になるには何年かかる?

自動車保険の等級が20等級になるには何年かかる?

20等級まで等級を上げるためには、新規契約の場合「14年間無事故」で経過する必要があります。セカンドカー割引などを使い、7等級スタートの場合は「13年間無事故」で20等級達成です。

しかし、事故を起こしたり、被害に遭ってしまい保険金を使ってしまうと「1~3等級ダウン&有事故係数」が適用されてしまいます。

事故有係数の基本ルール

  • 事故有係数適用期間は「0年〜最大6年」

  • 0年の場合は無事故係数が適用される

  • 事故有係数適用期間は「1等級ダウン事故、3等級ダウン事故」を起こした際に加算される

  • 1等級ダウン事故では「1年」、3等級ダウン事故では「3年」の事故有係数が加算される

例えば、20等級かつ無事故の状態で「3等級ダウン事故」を起こしてしまうと、元の「無事故・20等級」に戻るためには「4年間」かかってしまいます。

事故を起こしてしまった年 17等級・有事故
1年後 18等級・有事故
2年後 19等級・有事故
3年後 20等級・有事故
4年後 20等級・無事故(元にもどる)

等級を上げるためには「安全運転」をより一層心がけることが重要になりますね。保険料を少しでも抑えたいと考えているならなおのことです。

保険料が安くなるのは等級割引だけではない!

保険料が安くなるのは東急割引だけではない!活用したい「割引制度」

等級に関心のある多くの人が「保険料を安くしたい」と考えているのではないでしょうか。たしかに、保険料への影響度が大きいのは「等級」です。

しかし、自動車保険にはぜひとも活用したい「割引制度」も用意されています。

  • ゴールド免許割引

  • ノンフリート多数割引

  • 新車割引

  • ASV割引

  • セカンドカー割引

  • インターネット割引 など…

あわせて読みたい関連記事
自動車保険の等級とは?保険料や割引率との関係をわかりやすく解説

例えば、楽天損保の自動車保険「ドライブアシスト」では、インターネット割引で自動車保険料が「25%」も割引になります。(※2023年1月時点)

自分が加入しようとしている、もしくは加入している自動車保険があるが、割引は気にしたことがなかったという方はこの機会にチェックしてみましょう。

各自動車保険の詳細は以下で確認できます。

楽天損保「ドライブアシスト」の口コミ・評判

損保ジャパン「THE クルマの保険」の口コミ・評判

あいおいニッセイ同和損保「TOUGHクルマの保険」の口コミ・評判

東京海上日動「トータルアシスト自動車保険」の口コミ・評判

ただ、自動車保険の保険料を抑える方法はまだ他にもあります。その方法を次章でわかりやすく説明するので要チェックです!

自動車保険の保険料をさらに抑える方法はある?

自動車保険の保険料 さらに抑える方法はある?

割引制度や等級以外で保険料を抑えるための方法は、以下5つが有名です。

自動車保険の保険料を抑える方法

  • 補償内容の見直しをすること
  • 不要な特約を外すこと

  • 対面型からダイレクト型に変更を検討する

  • 一括払いにする

  • クレカ決済をする

補償内容の見直しをすること

不要な特約を外すこと

対面型からダイレクト型に変更を検討する

最初の3点に関しては「自動車保険の見直し」をすることで、今より保険料を安くおさえられる可能性が上がります。詳しくは以下の記事で解説しているのでチェックしてみましょう。

合わせて読みたい関連記事自動車保険の見直しポイントとおすすめのタイミングを紹介

一括払いにする

クレカ決済をする

残りの2点に関しては「支払い方」を工夫することで、支払う保険料(実質的な保険料)を減らせる可能性が高まります。

まず、月払いよりも「一括払い」の方が総支払保険料が安くなるため、手元資金に余裕がある場合には「一括払い」を選択するとよいでしょう。

つづいて「クレカ決済」ですが、利用しているクレジットカードによっては「還元率1%」や「還元率0.5%」など決済額に応じて還元が受けられる場合があります。

ポイント還元がされるクレジットカードを持っている場合には、クレカ払いも合わせて検討してみましょう。

自動車保険の保険料を抑えるなら見直し+一括払いがおすすめ

ここまで20等級の場合の割引率やその他保険料を抑える方法を紹介してきました。ただ、保険料を安くする方法がわかっても、なかなか重い腰が上がらない人も多いはず。

そんな方は「一括見積もり」がおすすめです。自分の車種や型番、利用目的などを記入するだけで、保険のプロがあなたに合った自動車保険プランを無料で提案してくれます。

複数商品の比較や、重視するポイントを加味して選んでくれるので「今の自動車保険が高い」と感じている方はこの機会に一括見積もりで保険の見直しをしてみましょう。みんかぶ保険の一括見積もりの特徴

また、一括見積もりする前に、どの保険会社が良さそうかあたりを付けておきたい方は、「保険料満足度ランキング」で補償内容と保険料の安さのバランスの満足度が高い自動車保険を探すのもおすすめです。

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資産形成メディア「みんかぶ」を中心に、金融商品の記事の執筆を行っています。資産運用のトレンド情報や、初心者が楽しく学べるお金の基本コラムなど、資産形成をするすべての人に向けた記事を提供します。

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