心疾患(心臓病)は「がん」の次に死亡者数が多い病気です。入院日数は長くなりやすく、治療費も高額になりがち。できるなら経済的な備えをしておきたいですよね。
「医療保険」に加入すれば、心疾患による治療費を給付金でカバーできます。しかし実は、医療保険よりもさらに手厚い保障を受けられる保険もあります。それが「三大疾病保険」です。
そのようなお悩みを解決するべく、心疾患に備えられる保険についてわかりやすく解説していきます。
この記事でわかること
三大疾病保険は「心疾患」「脳血管疾患」「がん」に手厚く備えられる保険
三大疾病にかかった際に数百万の一時金をもらえる※
すでに心疾患と診断された人でも「引受基準緩和型保険」や「無選択型保険」なら加入しやすい
※支払事由に該当する場合
心疾患に備えるための保険は?
この記事では主に「心疾患に保険で備えたい人」と「心疾患とすでに診断された人でも加入できる保険を知りたい人」に対し、利用可能な保険に関する情報をお伝えしていきます。
まだ心疾患と診断されていない方
→ 三大疾病保険や医療保険
過去数年以内に心疾患と診断されたことがある方
→ 引受基準緩和型保険や無選択型保険
まずは「心疾患と診断される前に備えておくための三大疾病保険」について解説します。すでに心疾患と診断され、加入できる保険を探している人は、以下の章からチェックしてください。
心疾患とすでに診断された人には引受基準緩和型保険や無選択型保険なら入れる可能性がある
心疾患は保険で備えたほうがいい?
心疾患の治療は高額になりやすく、入院期間も長引く傾向があります。そのため心疾患は保険で備えておいた方が安心でしょう。
ただし保険に入るべきかは、個々人の経済状況や不安の度合いによって異なります。まずは心疾患の症状や治療費、治療期間などを理解した上で「本当に保険が必要かどうか」を判断しましょう。
心疾患とは
心疾患は「心臓病」と呼ばれることも多く、心臓の構造や機能に異常が生じることによって引き起こされる病気の総称です。具体的には、以下のような病気が心疾患に該当します。
病名 | 症状 |
---|---|
虚血性心疾患 | 冠動脈が狭くなったり詰まったりすることで、心臓への血流が不足し、酸素や栄養が供給されなくなる病気 |
狭心症 |
虚血性心疾患に該当する病気。心臓の筋肉に供給される酸素が不足するために起こる、胸の痛みや圧迫感 |
心筋梗塞 |
虚血性心疾患に該当する病気。心臓の筋肉に酸素と栄養を供給する冠動脈が詰まり、心筋細胞が壊死する病気 |
心不全 |
心臓のポンプ機能が低下し、全身に十分な血液を送り出せなくなる状態 |
心臓弁膜症 |
心臓内の弁が正常に機能せず、血液の逆流や流れの障害を引き起こす病気 |
不整脈 |
心拍のリズムや頻度に異常が生じる状態 |
上記のように、さまざまな症状が心疾患に該当します。
厚生労働省によると、心疾患の3大危険因子は「喫煙」「LDL(悪玉)コレステロールの高値」「高血圧」です。つまり心疾患は、生活習慣病のひとつであると言えます。
また心疾患は、日本においてがんの次に死者が多い病気です。死者数が多い「がん」「心疾患」「脳血管疾患」をまとめて「三大疾病」と呼びます。
心疾患には長期間の入院や多額の治療費が必要
心疾患と診断された場合、長期間の入院や多額の治療費が必要になる可能性が高いです。
厚生労働省によると、虚血性心疾患における1件あたりの治療費は83万1,700円。また入院日数は平均12.7日と報告されています。
公的医療保険制度の対象となる治療費は、自己負担割合が3割以下で済みます。また高額療養費制度により、自己負担額には上限が設けられています。
しかし心疾患の治療に必要なのは「公的医療保険が適用される費用」だけとは限りません。注意すべき自己負担費用は以下の2つです。
入院中の自己負担費用
保険が適用されない治療
それぞれの費用についても、わかりやすく説明します。
入院中の自己負担費用
入院時には、治療費以外にも費用が発生します。個室利用を希望する際に必要な「差額ベッド代」や食事代など、様々な自己負担費用がかかるため、治療費のみで済むわけではありません。
さらに、入院期間中は仕事ができないため、収入が減ってしまうことにも考慮しなければなりません。実際に支払う費用に加え「逸失費用」と呼ばれる収入の減少額に対しても、事前に備えておくのが大切です。
入院1日あたりの自己負担額と逸失費用の合計は、平均で25,800円とされています。
https://ins.minkabu.jp/columns/medical-insurance-coverage-230626
保険が適用されない治療
心疾患の症状によっては、一定の効果や安全性が期待できるが公的医療保険の対象外である「先進医療」も、選択肢に入るケースがあります。
ただし先進医療は高額な費用を伴います。治療内容によっては数百万円に及ぶことも。
先進医療は自由診療のため健康保険の適応外となり、かかった費用は全額自己負担になります。そのため先進医療や保険適用外の治療を選択する場合は、経済的な負担が非常に大きくなることを理解しておきましょう。
先進医療に該当する治療方法は、定期的に更新されます。いつ、どのような先進医療が利用できるかわかりません。そのため、幅広い治療の選択肢を用意したい人は、保険で備えておくのがおすすめです。
心疾患と診断された後は一般的な保険に加入しづらい
心疾患と診断された後に一般的な保険に加入しようとしても、加入を断られる可能性が高いです。
保険に加入する際は、過去の病歴や現在の健康状態を保険会社に告知する義務があります。心疾患を含む三大疾病と診断された場合も、そのことを保険会社に告知しなければなりません。
その結果、心疾患「健康な人よりも多額の給付金や保険金を請求するリスクが高い」と判断され、加入を拒否される可能性があります。仮に加入できたとしても、保険料が割高に設定されたり、一部の保障が受けられなくなったりするケースが多いでしょう。
もし保険で心疾患に備えたいのであれば、健康なうちに加入しておくのがおすすめです。
心疾患に手厚く備えられる三大疾病保険とは?
三大疾病保険は、日本人の死因の上位を占める「がん(悪性新生物)」「心疾患」「脳血管疾患」という「三大疾病」に備えるための保険です。
心疾患や三大疾病に該当する病気を発症した際に、一時金を受け取れます※。
三大疾病を発症した場合、長期にわたる入院や、多額の治療費が必要になる可能性が高いです。三大疾病保険に加入しておけば、そのような経済的負担を手厚くカバーできるため、お金に関する不安を大きく軽減できそうですね。
※支払事由に該当する場合
保障の対象となるのは「がん」「心疾患」「脳血管疾患」
「がん(悪性新生物)」「心疾患」「脳血管疾患」は、いずれも平均的な入院・通院期間が長く、治療費も高額になりやすいです。
1件あたりの治療費 |
平均入院日数 |
|
がん |
83万9,531円 |
19.6日 |
脳卒中 |
80万9,403円 |
77.4日 |
心疾患 |
93万7,971円 |
24.6日 |
令和4年度 医療給付実態調査 統計表 第3表- 疾病分類別、診療種類別、制度別、件数、日数(回数)、点数(金額)
令和2年患者調査 全国編 報告書第31表-退院患者平均在院日数,病院−一般診療所・病床の種類×傷病分類別
三大疾病保険に加入していれば、被保険者が心疾患を発症した際の経済的負担を一時金でカバーできます。
心疾患や三大疾病を発症してしまうと、100万円程度の治療費がかかる可能性が高いです。また入院だけでなく、数年〜生涯にわたる通院やリハビリも必要になるかもしれません。
もし自力で備えるなら、多額の貯金や収入が必要になりそうですね。ここで紹介したのは治療費だけです。しかし家庭を持っている人の中には、治療が終わるまでの「家族の生活費」まで用意しなければならない人もいるでしょう。
すでに医療保険に加入している人でも、医療保険の保障だけでは不十分かもしれませんね。
一時金は100万円〜数百万円もらえる
三大疾病保険で受け取れる一時金は、契約時に加入者自身で設定できます。
設定可能な金額は保険会社によって異なりますが、一般的には100万円から数百万円まで幅広く選択可能です。現在の収入、生活水準、想定される治療費などを考慮して決定しましょう。
三大疾病保険を選ぶ際の注意点
三大疾病への手厚い保障が魅力の三大疾病保険ですが、いくつか注意すべき点があります。
支払事由を確認しておく必要がある
給付金の給付回数が決められている場合がある
免責期間が設定されている場合がある
これらの点を理解していないと、
といった状況に陥る可能性があります。加入前に必ず確認しましょう。
支払事由を確認しておく必要がある
三大疾病保険の一時金は、所定の条件「支払要件」を満たした場合に支払われます。支払要件の具体的な内容は、保険会社や商品によって異なります。
特にチェックすべき支払事由は以下の2つです。
60日ルールの有無
保障対象となる症状の範囲
それぞれどのような意味なのか、具体的に説明します。
60日ルールなど条件が設定されている保険が多い
三大疾病保険においては「60日ルール」のように、一時金を受け取るための条件が設定されているケースが多いです。
もし60日ルールが設定されている保険に加入した場合、診断されてからすぐ一時金を受け取れるわけではありません。「労働に制限がある」など、保険会社によって決められた状態が一定期間続いた場合に限り、一時金を請求できます。
ただし、60日ルールはすべての三大疾病保険において設けられているわけではありません。「入院や手術が必要になったら一時金が支払われる」といったように、保険商品によって定められている条件は異なります。
60日ルールに限らず、一時金を受け取るためにどのような条件をクリアする必要があるか、必ず加入前にチェックしておきましょう。
保障対象となる症状の範囲
心疾患に該当する病気と診断されても、一部の病気は保障対象外となる場合があります。例えば心疾患の場合、以下のように制限が設けられる可能性があります。
一定の入院日数を満たしていない場合は保障の対象外
急性心筋梗塞以外の症状は保障の対象外
三大疾病保険への加入前に、保障される症状の範囲をしっかりと確認しておきましょう。
給付回数が決められている場合がある
三大疾病保険の保険金は、一生涯で受け取れる回数に制限がかけられているケースが多いです。1回限りの場合もあれば、複数回受け取れる場合もあります。
心疾患は、再発する可能性がゼロではありません。また心疾患だけでなく、がんや脳血管疾患も発症してしまうリスクもあります。
より手厚い保障を希望する場合は、給付回数にも着目して保険を選びましょう。
免責期間が設定されている場合がある
「がん」と診断された場合、加入後一定期間は保険金が支払われない「免責期間」が適用される可能性があります。
がんは自覚症状が現れにくいため、加入時の告知だけでは発症リスクを正確に判断するのが困難です。そのため、保険会社は待機期間を設けることで、健康な人とがんリスクの高い人との間でバランスを取っています。
免責期間が設けられない場合、がんの自覚症状がないまま保険に加入し、加入直後に高額の給付金を請求する人が増える可能性があります。その場合、保険会社は資金を確保するため、加入者全体の保険料を値上げするかもしれません。
一部の人のために保険料が上がるのは、健康な人にとって不公平です。そのため、免責期間を設けることで平等性を保っている保険会社も多いです。
心疾患だけでなくがんにも備えたい方は、免責期間についても考慮しておきましょう。
心疾患に三大疾病保険で備えるメリット・デメリット
三大疾病保険に入れば、高額な治療費による経済的負担の軽減や精神的な安心感などのメリットが得られます。ただしメリットばかりではなく、いくつかのデメリットも存在します。
加入を検討する際は、メリットとデメリットの両方を理解した上で判断することが重要です。
メリット |
デメリット |
|
|
それぞれの内容について、以下で詳しく説明します。
三大疾病保険のメリット
三大疾病保険に加入すれば、多額の治療費がかかる三大疾病にも手厚く備えられます。経済的なメリットが大きく、三大疾病にかかった時への不安も大きく軽減できそうですね。
具体的には、以下のようなメリットが得られます。
心疾患の高額な治療費に手厚く備えられる
先進医療の技術料もカバーできる
幅広い用途に一時金を使える
やはり心疾患と診断されたときに数百万円の一時金を受け取れるのは心強いですよね。仮に先進医療を選択した場合でも、自己負担額を大幅に抑えられます。また一時金の使途が限定されていないので、さまざまな費用の支払いに一時金を活用できます。
三大疾病保険のデメリット
一方で三大疾病保険には「保障範囲の狭さ」と「一時金の支払要件」という2つのデメリットがあります。
保障範囲が三大疾病に限定されている
支払要件が設定されている
三大疾病保険は保障範囲が限定的です。幅広い病気やケガのリスクに備えたい人は、医療保険への加入も検討してみるのがおすすめです。
また、一時金が支払われる条件は保険会社によって異なります。対象となる病気が限られているケースもあるため、契約前に支払要件を忘れずに確認しましょう。
三大疾病保険への加入がおすすめな人
三大疾病保険は、以下のような方にとって特に有効な備えとなります。
おすすめな人 |
具体例 |
三大疾病のリスクが高い人 |
家族に三大疾病の既往歴がある人や、生活習慣病のリスクが高い人 |
経済的な備えが十分でない人 |
貯蓄が少ない人や、収入が不安定な人、自営業・フリーランスのように利用可能な公的制度が少ない人 |
精神的な安心感を得たい人 |
心疾患や三大疾病による経済的リスクへの不安が強い人 |
心疾患は入院期間が長くなりやすく、治療費も高額になる傾向があります。そのため、心疾患の発症リスクが高いと感じる人や、まだ十分な貯蓄がない人は、三大疾病保険に入ればより安心できるでしょう。
ただし「どの程度の貯蓄があれば安心か」は一概には言えません。貯蓄額や収入、健康状態に関わらず、心疾患による経済的負担に不安を感じている方は、三大疾病保険への加入を検討してみましょう。
心疾患は一般的な医療保険でも備えられる
心疾患は三大疾病保険だけでなく、一般的な医療保険でも備えられます。
医療保険の主な保障内容は以下のとおりです。
給付金の種類 |
内容 |
入院給付金 |
入院日数に応じて、1日あたり定められた金額が支払われる |
手術給付金 |
手術の種類や程度に応じて、定められた金額が支払われる |
通院給付金 |
通院日数に応じて、1日あたり定められた金額が支払われる |
先進医療特約 |
先進医療を受けた場合、技術料の実費が給付される |
医療保険は病気の種類を問わず、入院や手術に伴う費用をカバーできます。特定の病気だけでなく、幅広く備えておきたい人におすすめですね。
三大疾病保険と一般的な医療保険の違い
心疾患は医療保険でも保障されます。そのため
と考える人もいるかもしれません。
医療保険は病気やケガ全般を幅広く保障するのに対し、三大疾病保険は心疾患のような「特定の病気」に特化しています。
それぞれの保険の特徴を比較してみましょう。
保険の種類 |
保障対象 |
基本的な保障内容 |
医療保険 |
幅広い病気やケガ |
入院給付金、手術給付金 |
三大疾病保険 |
がん、心疾患、脳血管疾患 |
一時金 |
医療保険は幅広い病気の入院費・手術費に備えられます。しかし、三大疾病の治療費を医療保険だけでカバーしようとすると、保険料が非常に高額になってしまう可能性が高いです。
一方、三大疾病保険なら、治療費が高額になりやすい三大疾病に特化して手厚い保障を受けられます。医療保険だけで備えるよりも、より合理的に備えられますね。
余裕があるなら、医療保険と三大疾病保険の併用もおすすめです。医療保険で幅広い病気やケガをカバーしつつ、三大疾病保険で三大疾病に重点的に備えれば「保障範囲の広さ」と「保障の手厚さ」を両方得られますね。
心疾患とすでに診断された人でも引受基準緩和型保険や無選択型保険なら入れる可能性がある
すでに心疾患と診断されている場合、一般的な保険への加入は難しいケースが多いです。しかし「引受基準緩和型保険」または「無選択型保険」であれば、心疾患と診断された人でも加入しやすいです。
引受基準緩和型保険: 通常の保険よりも告知項目が少ない保険
無選択型保険: 健康状態に関する告知が一切不要な保険
一般的な医療保険と引受基準緩和型保険、無選択型保険を比べてみると、以下のようになります。
保険の種類 |
健康状態に関する告知 |
加入のしやすさ |
一般的な医療保険 |
必要 |
3種類の中で最もハードルが高い |
引受基準緩和型保険 |
必要(項目は少ない) |
一般的な医療保険よりも加入しやすい |
無選択型保険 |
不要 |
最も加入しやすい |
このあと説明するメリット・デメリットも考慮した上で、引受基準緩和型保険や無選択型保険に加入するかどうか検討してみましょう。
判断に迷う場合は、保険の専門スタッフに無料で相談してみるのもおすすめです。
引受基準緩和型保険や無選択型保険のメリット・デメリット
引受基準緩和型保険と無選択型保険は、健康状態に不安がある方でも加入しやすいという大きなメリットがあります。しかし、保障内容や保険料には注意が必要です。
保険の種類 |
メリット |
デメリット |
引受基準緩和型保険 |
|
|
無選択型保険 |
|
|
加入のハードルは低い一方、保険料が割高になりやすく、保障内容にも制限がある場合が多いです。そのようなデメリットを理解した上で、ご自身にとってメリットとデメリットどちらの方が大きいか考えてみましょう。
多少のデメリットがあったとしても、保険で病気に備えられるのはやはり大きなメリットですね。
https://ins.minkabu.jp/columns/medical-underwriting-criteria-relaxed-insurance-240802
加入前に診断された心疾患は保障の対象外
心疾患と診断されてから引受基準緩和型保険や無選択型保険に加入したとしても、すでに診断を受けた心疾患は保障対象外です。
しかし、心疾患の再発リスクに備えたい人もいらっしゃるでしょう。一部の引受基準緩和型保険や無選択型保険では、初めて診断されてから一定期間が経過した病気は、再度保障対象となる場合があります。
もし再発リスクにも備えたいのであれば、保険商品ごとの保障内容をチェックしてみましょう。
心疾患と診断されてから一定期間が経過すれば一般的な保険に加入できる可能性がある
すでに心疾患と診断された経験がある方でも、一定期間が経過していれば、一般的な保険に加入できる可能性があります。
加入条件は保険会社によって異なりますが、治療が終了してから5年程度経過していれば加入できるケースが多いです。
心疾患の診断から数年が経過している方は、引受基準緩和型保険や無選択型保険だけでなく、一般的な保険の加入手続きをまずはしてみるのがおすすめです。一般的な保険に加入できるのであれば、わざわざ引受基準緩和型保険や無選択型保険を選ぶ必要はありません。
まとめ
心疾患に備えるなら、三大疾病保険や医療保険がおすすめです。特に三大疾病保険は、心疾患になった際に手厚い保障を受けられます。
と考えている人は、三大疾病保険への加入がおすすめです。
一方すでに心疾患と診断された人は、一般的な保険への加入が難しいです。そのような人は、引受基準緩和型保険や無選択型保険なら加入できる可能性があります。
しかし、数ある保険の中から最適な商品を選ぶのは簡単ではありませんよね。どんな基準でどう選べば良いのか、迷ってしまう人も多いでしょう。
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よくある質問
心疾患や三大疾病保険に関するよくある質問に回答します。
三大疾病保険はいらないって本当?
三大疾病保険は、高額な医療費や生活費の負担を軽減する効果的な手段です。しかしすべての人にとって必要な保険であるわけではありません。
十分な貯蓄があり、心疾患の治療費を問題なく支払える人は、三大疾病保険に加入する必要性は低いでしょう。しかし心疾患や三大疾病を発症した場合の経済的な不安が強いのであれば、三大疾病保険に入っておくのがおすすめです。
狭心症になっても保険で給付金や一時金はもらえる?
狭心症になっても保障の対象となるかについては、保険の種類や加入状況により異なります。
診断前から三大疾病保険に加入している |
支払要件をクリアしているなら一時金を受け取れる |
診断前から医療保険に加入している |
入院や手術が必要になったら給付金を受け取れる |
診断されてから何らかの保険に加入しようと考えている人 |
引受基準緩和型保険や無選択型保険なら加入できる可能性が高い(加入前に診断されたものは対象外) |
と考えている人は注意が必要です。三大疾病保険で一時金を受け取るためには、支払要件をクリアしなければなりません。
保険商品によっては、狭心症と診断された場合は保障の対象外となることがあります。また一定の入院日数や通院日数を満たさないと、一時金を請求できない可能性もあります。
三大疾病保険に加入する前に、必ず支払要件を確認しましょう。
また狭心症になった後に他の病気に備えたい人は、引受基準緩和型保険や無選択型保険なら入れる可能性が高いです。しかし狭心症と診断されてから保険に加入した場合は、すでに診断された狭心症は保障の対象外です。